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グレタ・ガーウィグ、スピルバーグ監督の助言により『若草物語』をフィルム撮影

グレタ・ガーウィグ監督が、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』を撮るにあたり、スティーヴン・スピルバーグ監督のアドバイスを受けていたことを「The Hollywood Reporter」に明かした。

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『Little Woman』キャスト陣 (C) Getty Images
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グレタ・ガーウィグ監督が、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を撮るにあたり、スティーヴン・スピルバーグ監督のアドバイスを受けていたことを「The Hollywood Reporter」に明かした。

数年前にスピルバーグ監督に会ったというガーウィグ監督。偶然にも『若草物語』は、スピルバーグが監督した『リンカーン』(2012年)と舞台が同じ南北戦争の時代であったことから、貴重なアドバイスを得られたという。

スピルバーグ監督は「フィルムで撮るべきだ。匂いが違うんだから。1861年の物語を撮るのに、デジタルじゃダメだよ。そんなことはさせられない」とガーウィグ監督を説得し、なんと、『ジュラシック・パーク』(1993)で使用したフィルムカメラを見せてフィルムの匂いをかがせたのだとか。

さらに、スピルバーグ監督は、ガーウィグ監督が執筆した『若草物語』の脚本についても助言。ガーウィグ監督は「そこに座って、だれかにストーリーを伝える練習だ」と言われ、どんな物語なのか、詳しく説明させられたという。参考になりそうな映画として、デヴィッド・リーン監督の『逢引き』を紹介してもらったとも。

『若草物語』をフィルムカメラで撮る決意をしたガーウィグ監督は、製作・配給のソニー・ピクチャーズの映画部門の会長トム・ロスマンに「なんでフィルムで撮るの?」と尋ねられた。「スピルバーグ監督にフィルムカメラの匂いをかがされたから!」と答えたそうだ。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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