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2017年度下半期のNHK連続テレビ小説「わろてんか」やTVドラマ「探偵が早すぎる」「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」などで存在感を発揮し、現在放送中の「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」にも出演するなど、出演作が途切れない広瀬さん。
本作では、大沢さん演じるAI開発者でAI暴走のテロリストにされてしまう主人公・桐生浩介を追い詰める警視庁捜査一課の刑事・奥瀬久未を熱演。奥瀬は三浦さん演じる熱血刑事・合田の部下で、AIの捜査に頼らず、刑事の勘で捜査をしていく人間味溢れるキャラクターだ。そんな広瀬さんについて、三浦さんは“人懐っこい性格”だと言い、初共演ながらも刑事コンビを演じやすかったと明かす。
熱血刑事の三浦友和といいコンビ「垣根を作らず接してくれた」
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「広瀬さんとは初めてでしたけど、人見知りしない人懐っこい性格だなと思いました。良い意味で人と垣根を作らず接してくれたので、合田と奥瀬という刑事コンビを演じられたと思います」と三浦さんは語る。また、広瀬さんも三浦さんのことを「とてもおちゃめな方でした。撮影現場ではずっと一緒に過ごしていたので私は勝手に懐いています(笑)」と明かし、役柄と同じように信頼関係を築いていたようだ。
大沢たかおも太鼓判「スタッフを含めて周りを明るくしてくれる」
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さらに、大沢さんもその明るい性格を魅力として上げている。広瀬さん、三浦さん、そして大沢さんは深夜の撮影が多く、大変な現場だったが、広瀬さんは疲れを全く見せず、常に現場を明るくする“ムードメーカー”だったそう。大沢さんは「広瀬さんとは過酷な時間帯の撮影が多かったのですが、スタッフを含めて周りを明るくしてくれる現場の華でした」と語り、「仕事に対してとても真面目で役を徹底的に研究していたし、全く疲れた顔を見せずハキハキしていたので本当に彼女でよかったと思いました」と、広瀬さんの飾らない性格をべた褒め。
「台本を読んで女の子らしさはいらないと思った」ロングヘアを30cm以上カットして役作り
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もちろん広瀬さんの魅力は、実力派俳優と互角に渡り合う演技力と誰にも負けない“女優魂”にある。10年以上に渡り、様々な作品で経験を積み重ねてきた広瀬さんは、今回、奥瀬役のために髪を30cm以上ばっさりカット。台本を読んだとき、奥瀬は絶対にショートヘアだと思ったため、長かった髪を躊躇なく切ることにしたという。
広瀬さんは、「奥瀬は芯がしっかり通っていて、合田に全く引けをとらないような強気なキャラクター。台本を読んで女の子らしさはいらないと思ったので、ボーイッシュで活発なイメージにするために、髪をばっさりカットすることにしました」と語り、女優魂を覗かせている。
常に役と真面目に向き合い、1つ1つの作品で地位を築いてきたからこそ、同性からの支持も高く、ジャンルを問わずに引っ張りだこの女優に成長してきた広瀬さん。三浦さんと息の合った刑事コンビを演じる本作では、一体どんな姿を見せてくれるのか注目だ。
『AI崩壊』は1月31日(金)より全国にて公開。