タレントのシン・ドンヨプ、俳優のスジとパク・ボゴムが司会を務めた今年の百想芸術大賞は、新型コロナウイルス感染症の影響により、無観客にてソーシャルディスタンスを保ちながらの穏やかな開催に。
日本でも昨今の韓国ドラマや映画への関心の高さもあり例年以上に注目を集めていたが、一般インターネット投票によって選ばれるTikTok人気賞は「愛の不時着」のヒョンビン&ソン・イェジンが揃って受賞、SNSを沸かせた。
そのヒョンビンや「梨泰院クラス」パク・ソジュンらを抑え、大混戦の男性最優秀演技賞を制して、プレゼンターのイ・ビョンホンに名前を呼ばれたのは「椿の花咲く頃」のカン・ハヌル。ロマンティックコメディ+サスペンス+ヒューマンドラマとして放送時には20%を超える高視聴率を獲得、日本ではNetflixにて現在配信されている同作はTV部門の最高賞・大賞にも選ばれた。

また、「愛の不時着」で北朝鮮側の人民班長を演じ「椿の花咲く頃」にも出演しているキム・ソニョンが女性助演賞に、「梨泰院クラス」でドラマ初出演を果たしたキム・ダミが女性新人演技賞を受賞。
カンヌ国際映画祭最高賞、米アカデミー賞作品賞受賞の『パラサイト』からは映画部門の大賞(ポン・ジュノ監督)と作品賞、そして「リスペクト!」おじさんことパク・ミョンフンが男性新人賞を獲得。6月20日(土)より日本公開される『はちどり』の女性監督キム・ボラが監督賞を受賞した。

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