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「好きだ。伝えるはずだった思いはあの雨にかき消されてしまった」という理央(北村匠海)のセリフから始まる予告編では、高校生の男女4人の切なくすれ違う恋模様が瑞々しく描かれている。
青春感たっぷりの映像に映し出されるのは、自分の気持ちを表すのが苦手で現実的な恋をする朱里(浜辺美波)。そんな彼女に気持ちを伝えられないまま家族となり、叶わない恋にとらわれる理央。理央の気持ちを知りながら彼に惹かれ、初めての恋に戸惑う由奈(福本莉子)。そして、まだ恋を知らない和臣(赤楚衛二)。
秘密や葛藤を抱える彼らだが、自分の気持ちや恋心を寄せる相手に向き合っていく。中でも、「姉弟」と笑い飛ばそうとする朱里に理央が隠していた想いをぶつける切ないキスシーンは要注目だ。
最後は、「それが、誰も傷つかない方法だった」という朱里のセリフで締めくくられ、それぞれの恋の行方を最後まで見届けたくなる映像に仕上がっている。
そんな4人の切なくすれ違う片思いにやさしく寄り添い、彩るのは、「Official髭男dism」の名曲「115万キロのフィルム」。三木監督から「ごく普通の高校生の男女四人の日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にない」とオファーがあったというが、「Official髭男dism」も「この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せ」と語る。
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そして、完成した本作を見た浜辺さんと北村さんからも「この映画のために作られたのでは!? と思ってしまうくらい、ぴったり」(浜辺さん)、「こんなにもこの作品に浸らせてくれるピッタリの曲は他に絶対ありません」(北村さん)と絶賛の声が上がっている。
『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日(金)より全国にて公開。