ヴィオラ・デイヴィス、「黒人版メリル・ストリープ」と呼ばれてもギャラは不平等
ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに、人種差別問題で揺れるアメリカ。現在、2018年にヴィオラ・デイヴィスが「Women of the World」に参加し、ジャーナリストのティナ・ブラウンと対談した動画が再び注目を集めている。
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ヴィオラは動画の中で、ハリウッドにおける人種間のギャラの格差について批判。当時は「男性と女性のギャラが違いすぎる」ということが表面化し、問題となっていたが、ヴィオラはいち早く人種間のギャラの差に対して声を上げていた。
「女性のギャラは男性の半分と言われたりもするけれど、黒人は白人の10分の1くらいしかもらえない」と指摘。「私はオスカー、エミー賞、2つのトニー賞を獲得した。ブロードウェイにもオフ・ブロードウェイにも出たし、テレビも映画もやった。本当にすべてを」とこれまでに築き上げたキャリアを語り、それでもギャラや仕事のチャンスは白人の足元にも及ばないと嘆く。
オファーの電話を受けると「きみは黒人版メリル・ストリープだ。きみじゃないとダメなんだ」と言われるが、「私じゃなきゃダメと言うなら、私の価値にふさわしいギャラを払って。私の価値に合うものを与えて」と主張した。
女優のガブリエル・ユニオン、ジャーナリストのティファニー・D・クロスや作家のネディ・オコラフォもリツイートし「コレ!まさにコレ!」と同意。ネディは現在Amazonが制作中のヴィオラ主演ドラマ「Wild Seed」(原題)に脚本家として参加中。「これがヴィオラと働くことに誇りを持てて、楽しめる理由の一つ。明確な発言をしてくれる」とツイートしている。
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