貧しい家に生まれ、学士号を持たない学者マレーと、エリートながら精神を病んだアメリカ人の元軍医マイナー。辞典づくりという壮大なロマンを共有し、異端の天才たちふたりは固い絆で結ばれていく。だが、大英帝国の威信をかけた一大事業に犯罪者が協力していることが明るみになると、プロジェクトは暗礁に乗り上げ、時の内務大臣ウィンストン・チャーチルや王室をも巻き込んでいく――。

本作は、全米で大反響を呼んだベストセラーノンフィクション、サイモン・ウィンチェスターの「博士と狂人―世界最高の辞書 OEDの誕生秘話」の映画化。初版発行まで70年以上の歳月を費やし、世界最高峰と称される「オックスフォード英語大辞典」。世界に冠たる辞典の礎を築いたのは、“異端の学者”と“殺人犯”…。この驚くべき事実をドラマチックに描いたノンフィクション本が待望の映画化。
この映画化に真っ先に名乗りを上げたのが、『ハクソー・リッジ』の監督を務め、本作ではマレー博士を演じるメル。本作の映画化には実に20年以上を費やし、情熱を傾けてきたという。

そして元軍医マイナー役には、『ミスティック・リバー』と『ミルク』で2度のアカデミー賞(R)主演男優賞に輝いたショーンが扮している。

ほかにも、『ハンガー・ゲーム FINAL』「ゲーム・オブ・スローンズ」のナタリー・ドーマー、『シャーロック・ホームズ』シリーズのエディ・マーサン。そして、オックスフォード大学で孤立するマレーを支え続けた言語学者を、『コーヒー&シガレッツ』のスティーヴ・クーガンが演じている。
『博士と狂人』は10月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。