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祝7歳! ジョージ王子7年間の成長と現在

22日(現地時間)に7歳の誕生日を迎えられるイギリスのジョージ王子。3人きょうだいの長男として、お兄さんらしい頼もしさも増して、すくすく成長中の7年間をプレイバック。

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ジョージ王子 Photo by Pool/Samir Hussein/WireImage
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22日(現地時間)に7歳の誕生日を迎えられるイギリスのジョージ王子。3人きょうだいの長男として、お兄さんらしい頼もしさも増して、すくすく成長中の7年間をプレイバック。

2013年7月22日16時24分(現地時間)、ウェストミンスター・パディントンのセント・メアリーズ病院にて誕生したジョージ・アレクサンダー・ルイ・オブ・ケンブリッジ王子。体重8ポンド6オンス(3.8kg)の元気な赤ちゃんは翌日には母のキャサリン妃の腕に抱かれ、父のウィリアム王子と3人で集まった観衆にお披露目された。このとき、お包みから覗く小さな両手の動きがまるでお手ふりのようだったのが印象的。

キャサリン妃&ウィリアム王子&ジョージ王子-(C) Getty Images
約3か月後の10月23日(現地時間)、ロンドンのセントジェームズ宮殿にあるチャペル・ロイヤルで洗礼式が行われた。従来のバッキンガム宮殿ではなく、ウィリアム王子の母・ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなった際、葬儀の前に遺体が安置されていた場所だったことで話題となった。

2014年4月には生後8か月で両親と初の公式外遊に。ニュージーランドとオーストラリアを歴訪し、シドニーのタロンガ動物園では珍獣ビルビーに興味津々。現地では同年代の赤ちゃんとも交流。公の場でも物怖じしない元気いっぱいな様子が微笑ましかった。

2歳の誕生日を前に妹のシャーロット王女が誕生


英ウィリアム王子&キャサリン妃&ジョージ王子 &シャーロット王女-(C)Getty Images
2015年5月2日(現地時間)、妹のシャーロット王女が誕生した。ウィリアム王子と病院に来たジョージ王子は報道陣の過熱ぶりにちょっと驚きながらも、パパに抱っこされて、一緒にカメラに向かって手を振った。


6月には兄妹一緒の初のポートレートが公開になった。ジョージ王子が膝の上にシャーロット王女を抱っこしているショットは自宅のアンマー・ホールでキャサリン妃が撮影した1枚。名カメラマンである妃は、家族の誕生日や記念日などのたびに、飾らない自然体の表情を引き出す写真を公開している。


2016年から保育園に


英ウィリアム王子&オバマ大統領&ジョージ王子-(C)Getty Images
1月6日(現地時間)から、アンマー・ホールに近いウェストエーカー・モンテッソーリ幼稚園に通い始めた。この時もキャサリン妃が愛息の晴れ姿を撮影。4月にバラク・オバマ米大統領(当時)がケンジントン宮殿を訪問した際は、すでにおやすみタイム近くだったが、パジャマにガウン姿でご挨拶した。

家族での公式外遊で2016年9月にカナダ、2017年7月にポーランドとドイツを訪問した。さすがに時差や長時間移動で疲れてしまうのか、ときどきご機嫌ななめ気味の様子もあったが、妹とともに小さなロイヤル・ファミリーの愛らしさは常に人気の的。飛行機やヘリコプターが大好きで、ハンブルグのヘリコプターメイカーを訪問した時は大喜びで見学、全身で楽しさを表現していた。

ジョージ王子&シャーロット王女-(C)Getty Images
同年5月にはキャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトンの挙式では、ページボーイという大役を務め、シャーロット王女もフラワーガールで参加した。

2017年9月からはプリスクールのトーマス・バタシー・スクールに通い始めた。

キャサリン妃、ウィリアム王子、ジョージ王子、シャーロット王女 (C) Getty Images
2018年4月23日(現地時間)に弟のルイ王子が誕生。学校の制服姿でウィリアム王子に連れられてシャーロット王女と3人で病院を訪問。お手ふりなどでギャラリーに大サービスの妹に比べて、ちょっとはにかむ表情を見せていた。

5月には叔父のヘンリー王子とメーガン妃の結婚式でページボーイを務めた。パパとお揃いのブルーズ・アンド・ロイヤルズ(近衛騎兵連隊のフロックコート姿が凛々しく、その成長ぶりを印象付けた。


家族のプライベートショットでは自然な表情を見せるが、公の場ではちょっと緊張気味のことも増えてきたのがこの頃。少年らしい成長とロイヤル・ファミリーの自覚の芽生えのなせる技と言えそう。昨年8月、ご両親主催のチャリティ・レガッタ観戦でワイト島を訪れた際には冒険家のベア・グリルス氏の指導で昆虫食に挑戦。果敢にお役目を果たしている。


サッカーも大好きで、昨年10月にはご両親とシャーロット王女と英プレミアリーグ、アストン・ヴィラ対ノリッジ・シティの試合を観戦。ゴールが決まると、席で軽く飛び跳上がってガッツポーズで大喜びしていた。スポーツだけでなく芸術にも興味を持たれるようになり、最近ギターを習い始めたそう。

クリスマスケーキを作るジョージ王子 (C) Getty Images
12月には曽祖母のエリザベス女王、祖父のチャールズ皇太子、そしてウィリアム王子に見守られながら、クリスマス・プディング作りをお手伝い。大きなボウルいっぱいの材料を木べらで熱心に混ぜ合わせる表情が愛らしく、忙しない年の瀬を過ごす世間を和ませた。

パンデミックで自主隔離生活中


ウィリアム王子&ジョージ王子&シャーロット王女&ルイ王子 (C) Getty Images
しかしながら、今年に入ってすぐに世界中に新型コロナウイルスが蔓延し、イギリスは3月からロックダウンに。ケンブリッジ公ご一家もアンマー・ホールで自主隔離生活を送ることになった。外に出かけての公務が無理ならば、とご一家はSNSを介して、医療の最前線で治療にあたる医療従事者への感謝を表明。ジョージ王子がシャーロット王女、ルイ王子と3人でカメラに向かって拍手する動画をアップした。


4月にはシャーロット王女と一緒にウィリアム王子に伴われて、サンドリンガム・エステイトを訪問。独居の年金受給者に食料を届けるボランティア活動を行っていたことも、6月の「ボランティア・ウィーク」に合わせて公表された。

今年の6月21日はウィリアム王子の38歳の誕生日と同時に父の日でもあり、アンマー・ホールの庭で撮ったファミリー・フォトが公開された。撮影はもちろんキャサリン妃。庭のブランコに父子4人で乗っている写真では、主役のパパとわんぱく盛りの弟妹と笑顔を見せている。


ロックダウンは解除されたが、ご一家の拠点はいまも郊外のアンマーホール。学業も自宅学習で、夏休み前の7月までオンライン授業中心で取り組まれた。庭にきょうだい個別の菜園を作り、3月に植えたレタスやチェリートマトなどを6月に収穫。ちなみにイチゴは、摘みながらほとんど全部食べてしまわれたそう。

誕生日に毎年恒例だった、ウエストミンスター寺院の鐘を鳴らすお祝いは今年は行われないという。これは女王とエディンバラ公(チャールズ皇太子)、ケンブリッジ公爵夫妻(ウィリアム王子とキャサリン妃)とそのお子さまたちが対象なのだが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて寺院の鐘を鳴らすのは8月まで中止されているため。

まだまだパンデミックの影響は続き、いつもとは違う夏を過ごされることになりそうだが、ご家族と一緒に健やかな日々を送っていただきたい。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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