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年末年始のお供に!気軽に楽しめる新作配信作品10選

2020年もあと少し。オススメ作品が今回は主要な動画配信サービスで今年配信開始となった、2020年注目の新作を10作品ピックアップ。気軽に観始められるようシーズン2以下の比較的話数の短いものをチョイスしています。それでは早速ご紹介!

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「ザ・ボーイズ」シーズン2 新キービジュアル
「ザ・ボーイズ」シーズン2 新キービジュアル 全 31 枚
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《text:キャサリン/Catherine》

2020年もあと少し。社会情勢が一気に変わり家で過ごす時間が増えた一年となった今年は、例年以上に多種多様な配信サービスで数えきれない程の新作が配信されています。AIなどの機能もあり、各サービスではオススメ作品が表示されますが、それでもどれを観ようか迷って気づいたらそれだけで時間がどんどん過ぎてしまう…そんなこともあるのではないでしょうか。

今回は主要な動画配信サービスで今年配信開始となった、2020年注目の新作を10作品ピックアップ。ドラマはどうしても話数が多すぎてついていけないイメージもありますので、気軽に観始められるようシーズン2以下の比較的話数の短いものをチョイスしています。それでは早速ご紹介!

1.【ドラマ】「ザ・ボーイズ」シーズン2(Amazon Prime Video)



昨年配信されたR18大人気ドラマの続編が遂に! 正義の味方だと思っていたヒーローに愛する人たちを殺された一般人VS正義という名のもとに世の中を支配しようとするヴォート社所属のスーパーヒーロー“セブン”の文字通り血みどろの争いは今シーズンも健在どころか加速。グラフィックノベルを実写化した本作はAmazonオリジナルドラマの中で最大のヒット作となりスピンオフも予定されています。今後「ザ・ボーイズ」ユニバースとしても拡大していきそうな人気ぶり。


2.【映画】『ブロー・ザ・マン・ダウン−女たちの協定−』(Amazon Prime Video)



米批評サイトロッテントマトで99%をマークしたサスペンス映画。アメリカの小さな漁村で親から受け継いだ魚屋を営む姉妹の妹が、ある出来事から殺人を犯してしまう。なんとか隠ぺいしようとする2人に伸びる捜査の手、という構造だけでなく登場人物がどこかしら秘密を抱えている展開に先が読めず、90分全く飽きないストーリーに仕上がってます。男性社会で生きる女性たちの選択とは。


3.【映画】『サウンド・オブ・メタル』(Amazon Prime Video)



HBOドラマ「ザ・ナイト・オブ」でエミー賞を受賞したリズ・アーメッド最新主演映画。徐々に耳が聞こえなくなってしまうドラマーの葛藤を描いた本作は、リズ・アーメッドのキャリア最高演技ではなかろうかと思います。アカデミー賞にノミネートするのではないかと各メディアで予想されるほど。聴覚が失われていく様子を表現したサウンドデザインも素晴らしく、体感するためにヘッドホンをつけて観るのもオススメです。


4.【ドラマ】「バビロン・ベルリン」(Hulu)



ドイツ史上最大級の製作費をかけて作られたドラマが遂に日本上陸! ナチスが台頭する前ワイマール共和国時代の1929年ベルリン。ケルンから異動し地下組織捜査をするゲレオン刑事と貧困家庭出身で警察署の事務として働くシャルロッテを軸に展開するサスペンスドラマです。「黄金の20年代」と呼ばれた当時のベルリンの華やかさと魅力的な俳優陣にぐいぐい見入ってしまいます。その上で、まだ病名さえなかった退役軍人のPTSD、貧困にあえぐ市民、ソ連スターリン体制への抵抗運動、女性の性的搾取など社会問題も切実に描かれるバランスが素晴らしいです。


5.【ドラマ】「神話クエスト:レイヴンズ・バンケット」(Apple TV+)



パッと見ファンタジードラマかな?と思ってしまいますがよくよく見ると、ゲーム制作会社を舞台にしたオフィスコメディで、ドラマのタイトルは劇中で登場するゲームの名前。男性が大半を占めるゲーム業界で問題にもなっているハラスメントや残業代未払いのことから、女性に対するマウンティングなどのネタまでコミカルにバンバン入れ込んでくる、オフィスコメディ2020といった雰囲気です。見どころは何といってもクリエイティブと資本主義を描いた第5話と、ロックダウン中にApple全面協力の元撮影された自宅隔離エピソードの第10話。シーズン観終わった頃には全キャラ癖がありすぎるのに、謎の愛着が湧いてきます。


6.【ドラマ】「リトル・アメリカ」(Apple TV+)



アカデミー賞にノミネート映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の製作陣が送るアンソロジーテレビシリーズ。実話を基にしたアメリカに暮らす移民たちのエピソードは、題材としては社会派でありながらも努めてトーンは軽くかつテンポよくコラムを読むような気軽さで観れるところが心地よいです。移民問題というと一言ですが、そこには様々な人々の日常と人生があり、社会に翻弄されながらもその中で生まれたちょっと良いエピソード達に心がじんわり温かくなってきます。


7.【映画】『エノーラ・ホームズの事件簿』(Netflix)



Netflixの大人気オリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」でお馴染みミリー・ボビー・ブラウン製作主演。“ホームズ”という名の通り、あのシャーロック・ホームズの妹エノーラが失踪した母を探しに旅立つ冒険映画。監督は昨年「フリーバッグ」でエミー賞を受賞したハリー・ブラッドビアだけあり、エノーラの観客に向かって語りかける演出がとにかく楽しいです。女の子としてこうあるべきという価値観に縛られることなく、生き抜く力を母から受け継いだエノーラの奮闘ぶりにワクワクしっぱなし!


8.【映画】『トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして』(Netflix)



トランスジェンダー自らが映画やドラマで描かれてきたトランスジェンダーの姿とその問題、そしていまを語るドキュメンタリー映画。80%のアメリカ人は周りにトランスジェンダーがいる環境ではないからこそ、テレビや映画での表現が真実であると思い込んでしまいがちだそうで、これは日本も同様ですね。テレビや映画の表現の何が問題で、どうあるべきかを丁寧に紐解いていく構成になっているので、映画ドラマ好きの方はぜひご覧頂きたいです。


9.【ドラマ】「ベビー・シッターズ・クラブ」(Netflix)



年間相当数のティーン向けドラマが配信されるNetflixにおいて、今年各メディアで絶賛だった作品がこちら。そんなにいいの?と思うくらい予告だけみると普通そうな作品ですが、これが本当に良い作品で。ひょんなことから幼なじみ同士でベビーシッターを始めることになった彼女たちの奮闘の中でも一際注目なのは日系アメリカ人クラウディア・キシ。これまでアジア系はガリ勉キャラで描かれることが大半だったアメリカ作品において、アートが得意でオシャレでイケてる女の子として登場するのが新しいです。彼女とおばあちゃんのストーリーも日本人としては特に必見です。


10.【ドラマ】「クイーンズ・ギャンビット」(Netflix)



2020年10月23日の配信開始以来6,200万世帯に視聴され、Netflix史上最大のリミテッド・シリーズドラマとなり、にわかにチェスブームも巻き起こしている人気ぶりです。孤児院でチェスに出会い、才能を開花させて男性中心のチェス界で成り上がっていく一方で、薬物・アルコール依存や女性パイオニアとしてのプレッシャーに苦しむ主人公ベスを好演したのはいま注目の若手俳優アニャ・テイラー=ジョイ。彼女の演技と、50~60年代のファッションやインテリアの魅力、そして尻上がりに面白くなるストーリー展開に一気見必至!

以上、10作品でした。年末年始にお家で過ごすお供にぜひチェックしてみてください。

《キャサリン/Catherine》

海外テレビシリーズウォッチャー キャサリン

Netflix、Amazonプライムビデオ等のストリーミングサービスで最新作を追いかける海外テレビシリーズウォッチャー。主に欧米の映画、ドラマ、ドキュメンタリー、トーク番組、スタンドアップコメディなどを中心に視聴。現在作品レビューなどをwebメディア・雑誌などで執筆。

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