新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の授賞式が開催日の予定変更を余儀なくされている。SAGアワードも同様。通常であれば毎年1月の最終日曜日に開催するところを、コロナ禍のため昨年7月の時点で今年3月14日に開催すると発表していた。
ところが先週、1月31日に開催予定だったグラミー賞も「3月14日に開催する」と発表した。SAGアワード側は、ほかの授賞式のスケジュールをできるだけ考慮して開催日を発表したのに、同じ日にあえてぶつけてきたグラミー賞側に困惑。「非常に残念だ」と表明した。
New Date! The 27th Annual @SAGAwards will now air Sunday, April 4. FYC season is just around the corner. To vote and receive FYC materials after nominees are announced Feb. 4, eligible members must make their dues payment by tomorrow, Thursday, Jan 14. https://t.co/g514WcHZis pic.twitter.com/cne9wNVOmC
— SAG-AFTRA (@sagaftra) January 13, 2021
SAGアワードはアカデミー賞を占う重要な賞として位置づけされており、グラミー賞は音楽界で最も権威のある賞の1つ。それぞれを主催する全米映画俳優組合とレコーディングアカデミーには、どちらにも所属している会員もいる。同日開催となるのは双方にとってメリットがないはずだ。
SAGアワードの開催日は変更になったが、ノミネーションの発表日は2月4日で変わりないという。