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本作のロケ地について語るのは、ロケーションマネージャーのジリアン・ストリッカー。各地を選んだ理由、そしてジュリアン夫妻の人脈についてなど、本作に欠かせないニューヨークの美しきロケ地について、語った。
★セレブが集まる!バワリーホテルとラドロウホテル

「ニューヨークらしくてトレンディ。誰もがお金があるなら泊まりたいと思う、最もイケてるホテル!」とジリアンが語るのは、バワリーホテルとラドロウホテル。アメリカ国内はもとより、海外からも大勢のアーティストやセレブが集まるホテルとしても有名。

「ここは、テレサ(ジュリアン・ムーア)がイザベル(ミシェル・ウィリアムズ)をインドから呼び寄せて泊まらせるホテルです。イザベルは、インドや孤児院などの自分の居心地の良い場所から、このニューヨークに連れ出されます。だからこのホテルに足を踏み入れることによって、“これまで自分がいたところとは違うんだ”と感じさせられるような場所にしたかったのです」と語る。

「バワリーホテルのペントハウスは天井までの窓があり、ニューヨークシティを見渡せます。イザベルが部屋に入ったとき、『わあ!』と驚きを感じられるような場所ですね」と、大都市ニューヨークらしいホテルを選んだ理由を明かした。
★いま「N.Y.で一番素敵なレストラン」Le Cou Cou

「テレサがどんなレストランでランチをするか、どのような場所にいるのを好むのを考えて、N.Y.で一番素敵なレストランをリサーチしました」とジリアンが選んだレストランは、「ニューヨークで一番素敵!」と太鼓判を押す「Le Cou Cou」。ブラッド・ピットなど著名人が多く訪れることで有名なこのレストラン、オーナーがジュリアンのファンということもあり、「撮影に理解があって、楽しんで協力してくれました」と語る。
★テレサのオフィスも高級感あふれるビル

ほかにも、大都市にある高級感あふれるテレサのオフィスをイメージしてロケ地に選ばれたのは、「horizon media」という会社のビル。このオーナーは、ジュリアンの夫であるバート・フレインドリッチ監督の友人だという。
ジリアンは、ニューヨークで敢行したロケについて、ジュリアンとフレインドリッチ監督の人脈に大いに助けられたという。「この映画のロケーションは、ジュリアンと監督無しでは実現しなかったでしょう。愛すべき人物で人脈が豊富。この映画のスタッフはみな彼らとの仕事を希望していたし、街の誰もが、彼らの映画だと知ると、『何かできますか?』と聞いてくるのです。こんなことは滅多にありません!」と、キャラクターに最も相応しい場所でロケーションできた秘密を明かしてくれた。
また、イザベルが住むインドでのロケーションや、テレサの自宅として使用した邸宅が有名な造園デザイナーが所有するものだったりと、見どころがたくさんの本作。海外旅行には出かけられないいま、ロケーションのエピソードにも思いを馳せてみて。
『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

「テレサがどんなレストランでランチをするか、どのような場所にいるのを好むのを考えて、N.Y.で一番素敵なレストランをリサーチしました」とジリアンが選んだレストランは、「ニューヨークで一番素敵!」と太鼓判を押す「Le Cou Cou」。ブラッド・ピットなど著名人が多く訪れることで有名なこのレストラン、オーナーがジュリアンのファンということもあり、「撮影に理解があって、楽しんで協力してくれました」と語る。