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今回解禁となったのは、内気で冴えない純朴な青年・ルーク(マイルズ・ロビンス)が別人のように豹変するさまをとらえた映像。赤いスーツに身を包み、鏡に映る自分を見つめ不気味な笑みを浮かべたり、嬉々とした表情で煙草をふかす姿など、普段とは様子の違うルークの姿が次々と映し出される。
笑顔に反し、目の奥にはとてつもない“狂気”を滲ませるルーク。映像の最後には踊るように歩き出す姿も捉えており、そのルークの豹変ぶりは、あの悪のカリスマ“ジョーカー”を彷彿とさせ、衝撃のクライマックスを予感させている。
異色のブロマンスから一転、ダニエルが本性を露にし、ルークを“侵食”しようと追い詰めていく、狂気を帯びた世界が描かれていく本作。その独自の世界観に、SNSでは早くも「美しく頼もしいイマジナリーフレンドとの優しいブロマンスかと思いきや、予測不能の狂気の後半戦にただただ圧倒された…」「途中から脳を揺さぶる急展開、予想なんか振り落とされました」「悪夢の連鎖に翻弄される後半戦の衝撃がとにかく凄まじい…!!」と絶賛の声が相次いでいる。
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アダム・エジプト・モーティマー監督は、「魅力的な映画に仕上がったのは、マイルズとパトリックのパフォーマンスの力が大きかったと思います。ダニエルがより不吉になり、ルークは恐怖と妄想にとらわれていく…こうした彼らの姿は、演じる二人の演技によってより魅力的になりました」と語り、難役を演じきったマイルズ・ロビンスとパトリック・シュワルツェネッガーを称賛。まるで役に憑依したかのようなキャスト陣の鬼気迫る熱演が、観る者に“未体験のゾクゾク”をもたらしているようだ。
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さらに女優の前田敦子、モデル・アーティストの松田ゆう姫らからコメントも到着。「お二人ともすごく繊細にすごく熱くルークとダニエルを演じられていて、とにかく恐ろしかったです。釘付けであっという間にエンドロールでした」と前田さんが語り、松田さんは「心情の変化と共に主人公の表情がどんどん変化していき、最後の方には別人のようになっていく様が一番怖かった…。最後までハラハラさせられる映画!」とコメント。
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また、声優の村瀬歩は、「一度見始めると、気付けばサイコスリラーの世界にどっぷりと誘われる感覚に。狂気に呑まれているのはルークのはずなのに、自分までダニエルに魅入られているような没入感がある」と語る。
そして、映像表現と物語に没頭したとふり返る佐藤拓也も、「イマジナリーフレンドという表現をとりつつも、普段生きていると無意識に行われている自我の葛藤を具現化したように感じられました。誰にでも起こりうるかもしれない出来事なのかもしれません。しかしながら、マイルズさんもパトリックさんもお芝居が素晴らしい!!」と絶賛のコメントを寄せている。
『ダニエル』は2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。