『ワン・モア・ライフ!』監督が語る、“死”というテーマを軽やかに仕上げるための工夫
人生のロスタイムを手に入れた中年男を描き、イタリアで大ヒットしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』から、ダニエーレ・ルケッティ監督のオフィシャルコメントとメイキング写真が到着した。
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人生のロスタイムを手に入れた中年男を描き、イタリアで大ヒットしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』から、ダニエーレ・ルケッティ監督のオフィシャルコメントとメイキング写真が到着した。
>>『ワン・モア・ライフ!』あらすじ&キャストはこちら
フランチェスコ・ピッコロによるベストセラー「モメンティ ディ トラスクラビレ フェリチタ(取るに足らない幸せの瞬間)」と「モメンティ ディ トラスクラビレ インフェリチタ(取るに足らない不幸の瞬間)」(日本未出版)を映画化した本作。監督自身、友人に本を贈っていたというほど原作の大ファンだという。
監督は、原作について「よく人にプレゼントしたり、いくつか引用したりしました。なぜなら、想像上の些細な備忘録に記された数千ものパラグラフの中に、いずれは読者に関係するであろう何かがあると思うからです。それが明らかに逆説的な話であろうと、雷で打たれるようなパラグラフであろうと、常に私たちには、こう言う瞬間があります。『それって、私のことだ!』」と、その魅力を語っている。
また、映画の舞台となるパレルモについては「私たちは天国と地上の狭間のこれらの『瞬間』、つまり本当の天国と物語が展開するパレルモの街との狭間にある『瞬間』を語るということで、パレルモの街を拠り所としました」と明かした。
撮影については「予め物事を決めすぎないようにしたこの映画は軽やかで、かつ哀愁にも似た喜びに満ち溢れていると思います。死に行く恐怖を遠ざけるため、愛情と無自覚のバランスを理解するため、もしくはユーモアという軽やかで人生における些細にして重要なことを表現できるのかを確認するため、決まり事を少なくするように努めました」と、死という重いテーマを扱いつつも軽やかなコメディ映画として仕上げるための工夫を語った。
今回、コメントと併せて監督のメイキング写真も到着。カメラに向かって指差したり、キャストと笑い合ったり、お茶目な姿が垣間見えるカットとなっている。
『ワン・モア・ライフ!』は3月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
>>『ワン・モア・ライフ!』あらすじ&キャストはこちら
フランチェスコ・ピッコロによるベストセラー「モメンティ ディ トラスクラビレ フェリチタ(取るに足らない幸せの瞬間)」と「モメンティ ディ トラスクラビレ インフェリチタ(取るに足らない不幸の瞬間)」(日本未出版)を映画化した本作。監督自身、友人に本を贈っていたというほど原作の大ファンだという。
監督は、原作について「よく人にプレゼントしたり、いくつか引用したりしました。なぜなら、想像上の些細な備忘録に記された数千ものパラグラフの中に、いずれは読者に関係するであろう何かがあると思うからです。それが明らかに逆説的な話であろうと、雷で打たれるようなパラグラフであろうと、常に私たちには、こう言う瞬間があります。『それって、私のことだ!』」と、その魅力を語っている。
また、映画の舞台となるパレルモについては「私たちは天国と地上の狭間のこれらの『瞬間』、つまり本当の天国と物語が展開するパレルモの街との狭間にある『瞬間』を語るということで、パレルモの街を拠り所としました」と明かした。
撮影については「予め物事を決めすぎないようにしたこの映画は軽やかで、かつ哀愁にも似た喜びに満ち溢れていると思います。死に行く恐怖を遠ざけるため、愛情と無自覚のバランスを理解するため、もしくはユーモアという軽やかで人生における些細にして重要なことを表現できるのかを確認するため、決まり事を少なくするように努めました」と、死という重いテーマを扱いつつも軽やかなコメディ映画として仕上げるための工夫を語った。
今回、コメントと併せて監督のメイキング写真も到着。カメラに向かって指差したり、キャストと笑い合ったり、お茶目な姿が垣間見えるカットとなっている。
『ワン・モア・ライフ!』は3月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》
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