2012年『アベンジャーズ』ではアイアンマンたちの敵として登場したロキ。変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操る、うそと悪戯を愛する宇宙一の裏切り王子は憎めない“ヴィラン”として世界中から愛されてきた。
かつて何度も義兄・ソーを欺いては王座を狙い、地球征服を目論んだりしながらも、その一方で数々の失敗を繰り返したり、ときに兄弟の強い絆を思わせたりと、プライドは高いものの完璧でない天邪鬼な一面が多くのファンをも惹きつけている。
演じるのは、ロキをきっかけに世界中から注目を集め、英国俳優として日本でもトップクラスの人気を誇るトム・ヒドルストン。彼の気品あふれる端正な顔立ちと、艶やかさ漂うその演技で魅せるロキがどのような運命を辿って行くのか、世界中から熱い視線が集まっている。
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今回解禁となったキービジュアルでは、首には「DANGER」と書かれた拘束具を着けられ、囚人服のような姿で自由を奪われた状態ながら、怪しげに余裕のほほえみを浮かべるロキの姿が。
その背後には輝く時計があしらわれており、複数の時計の針が時間の乱れを表しているようにみえる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で、時空の瞬間移動を可能にする四次元キューブを手に消え去ったロキ。本作ではその後のロキの物語が描かれ、四次元キューブで時空を駆け巡った結果、謎の組織「TVA」に拘束されてしまい、新たな戦いに巻き込まれていくところから物語が始まる。

今回のキービジュアルでは、まさにTVAに囚われたロキの姿が描かれており、ここから展開される物語に期待が高まる仕上がりに。先日解禁された予告では、様々な時空を駆け巡るロキの姿が描かれており、これまで何度も多くのファンの予想を裏切ってきた、ミステリアスなキャラクター“ロキ”が、新たな物語で世界をどのように引っ掻き回していくのか?
監督は大ヒットNetflixシリーズ「セックス・エデュケーション」のケイト・ヘロン。『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険も見逃せない。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ロキ」は6月11日(金)16時より日米同時配信。