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クルエラの誕生秘話が、パンクロック・エンターテインメントとして過激かつスタイリッシュに明かされる本作。舞台である70年代ロンドンは、若者を中心に“自由”を求める声や“怒り”、個々が抱える意志を世の中に叫ぶ手段として、パンクロックや斬新で奇抜なファッションなど、現代に至るまで長く愛される新たなカルチャーが生まれた時代。“普通”の概念をぶち壊したファッションや音楽はただのエンターテインメントではなく、自由や反骨精神を掲げ、“自己表現”をする武器として愛されてきた。
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そんな時代の中、デザイナーとして頭角を表そうとするエステラは、クルエラへと変貌を遂げる中で、地味な服装から一転、斬新で奇抜な衣装を着飾り、思うがまま過激な行動をみせることで、“自分”を主張するようになる。解禁となった日本版ポスターには堂々たる佇まいをしたクルエラが写し出され、どんな脅威を前にしても恐れることなく自分を貫く強い意志が伺える。
さらにクルエラと同じヘアカラーが目立つ幼少期のエステラをはじめ、カリスマ・デザイナーのバロネス、アニメーション『101わんちゃん』にも登場した、エステラが幼少期から生活を共にし家族のような存在となるジャスパーとホーレス、そしてエステラのかつての学友、アニータの姿も。個性溢れるキャラクターに囲まれ明かされる、クルエラの誕生秘話にますます期待が高まる。
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製作を務めたマーク・プラットは、70年代ロンドンを舞台に描かれたクルエラについて、「楽しく、エネルギッシュで、抱腹絶倒であるだけでなく、素晴らしい感情的な場面が幾つもある理由は、そこに描かれているのが本当の自分は何者なのか、自分の真の本性は何なのか、なるべき人間になることを知ったキャラクターだからです」と語る。エステラは変わったのではなく、クルエラになることで“なるべき人間”になったというのだ。
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そして「観客の皆さんは、素晴らしい演技やストーリーを体験できるだけでなく、ものすごい量のハートを体験することもできるのです。私は娘が共感するような葛藤を持つキャラクターを作り上げたかったのです」と続け、あらゆる抑圧を乗り越え、“クルエラ”である自分を限界まで表現しようとする彼女の姿は情熱に溢れ、現代の私たちにも共感できるような魅力的なキャラクターと明かしている。
『クルエラ』は5月27日(木)より映画館&5月28日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開。
※プレミアアクセスは追加支払いが必要