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スカーレット・ヨハンソンが惚れ込み大抜擢『ブラック・ウィドウ』の女性監督に注目

『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソンが惚れ込んだ、“女性の心情”を描くことに長けたケイト・ショートランド監督に注目。

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『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021
『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021 全 6 枚
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スカーレット・ヨハンソンが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の決断を下した最強のスパイを演じる『ブラック・ウィドウ』。これまでのシリーズでブラック・ウィドウは冷静でクールな姿が印象的だったが、本作ではいままで以上に彼女のトラウマや葛藤など心の“内面”を繊細に描く物語にしたいと製作陣は考えていた。そこで白羽の矢が立ったのが、“女性の心情”を描くことに長けたケイト・ショートランド監督。

ヨハンソンは監督の才能に惚れ込み、「ケイト・ショートランド監督は“女性の美しさと醜さ”を丁寧に表現できる素晴らしい才能があります。彼女と一緒にナターシャの知られざる一面を深く掘り下げることができて本当に素晴らしい機会に恵まれたと思います」と絶賛しており、ハリウッドの才能に溢れた女優と実力派監督のタッグが実現している。

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マーベル・スタジオ最新作となる本作の監督に大抜擢されたケイト・ショートランド監督はオーストラリア出身。2004年に初の長編映画『15歳のダイアリー』で監督デビューすると、その年のオーストラリア映画協会賞で各賞を総なめに。

長編2作目の『さよなら、アドルフ』ではアカデミー賞外国語映画賞にオーストラリア代表作品として選出されたほか、オーストラリアをはじめとする各国で多数の賞に輝き、ハリウッドの次世代を担う存在に。そんなショートランド監督の作品は全て女性が主役であり、その心情を繊細に表現できることが高く評価されている。

『さよなら、アドルフ』-(C) 2012 Rohfilm GmbH, Lore Holdings Pty Limited, Screen Australia, Creative Scotland and Screen NSW.『さよなら、アドルフ』より
『15歳のダイアリー』では孤独を抱える15歳の少女ハイジの危うい“心の揺らぎ”を描き、『さよなら、アドルフ』では第二次世界大戦終戦直後のドイツを舞台に、ナチ高官の娘ローレが残酷な現実の中で真実を知っていくときの“心の葛藤”を描いた。そして、続く『ベルリン・シンドローム』では監禁されてしまう女性クレアの恐怖と極限状態における“心情の変化”を描写し、どの作品でも女性の内面を深く掘り下げた心理描写が特徴的だ。

本作では、『エンドゲーム』で衝撃の決断に至ったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの過去を描き、彼女の内面を深く掘り下げる必要があったが、実はスカーレット・ヨハンソンがショートランド監督の作品に惚れ込み、数多くの監督候補の中からショートランド監督を抜擢した。

『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021
ヨハンソンは監督の才能について、「私たちの女性リーダーであるケイト・ショートランド監督は、女性の美しさと醜さを描くことを恐れていません。この作品はケイトなしでここまでのことが出来たとは到底思えないですね。彼女は素晴らしいアーティストで、驚異的なリーダーで、美しい魂の持ち主。この映画を観れば、そのすべてがにじみ出ていることが分かるはずです」と絶賛を贈る。

さらにショートランド監督も、本作で初めてブラック・ウィドウの過去が明らかになることについて「私たちはブラック・ウィドウについてファンが今まで全く知らない部分を探求しています。これまで一度も決して見たことがないような一面が描かれているはずです」と自信を見せている。

『ブラック・ウィドウ』(c)Marvel Studios 2021
ブラック・ウィドウは1人の女性としてどのような過去を生きてきたのか? 『エンドゲーム』での衝撃の決断をした理由とは? そして、アベンジャーズを家族と呼んだブラック・ウィドウがかつて大切にしていた“家族”とは? ケイト・ショートランドが手掛けるブラック・ウィドウが背負い続けてきた過去が明らかになる本作に、期待が高まるばかりだ。

『ブラック・ウィドウ』は7月8日(木)映画館 and 7月9日(金)ディズニープラス プレミアアクセス公開。
※プレミアアクセスは追加支払いが必要

《シネマカフェ編集部》

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