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本作に登場するブラック・ウィドウの“偽りの家族”は、妹エレーナをフローレンス・ピュー、母メリーナをレイチェル・ワイズ、父アレクセイをデヴィッド・ハーバーが演じており、3人はブラック・ウィドウの過去を知る重要なキャラクターとなっている。

そのためスカーレット・ヨハンソンを含め家族を演じる4人は、撮影前にお互いのキャラクターや作品への理解を深めるため“家族会議”を行ったという。世界中のファンに愛されているブラック・ウィドウのキャラクター性、これまでのマーベル作品で描かれたこと、本作における家族の役割など、ケイト・ショートランド監督を交えて徹底的に話し合い、作品に対して理解を深めていった。

この“家族会議”について、フローレンスは「監督やレイチェル、デヴィッド、そして私にとっては初めてのマーベル映画だったから、キャラクターがどんな人物なのか、その歴史はどんなものかを、演じる前に語り合うことができたのは本当に素晴らしい時間でした。私たちはたくさん語って、しっかりと理解することができました。監督はマーベルシリーズのような壮大で世界中から愛されているシリーズに参加するにあたって、私たちがじっくりと役に向き合い、役作りする時間が必要なことをとてもよくわかってくれていました」と明かす。

“家族会議”は役作りのための良い機会になったようだ。本作ではブラック・ウィドウが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で下した衝撃的な決断の理由が描かれるが、この家族がとても重要な役割を果たしており、家族の存在がその理由にも深く関わっているという。