何でもアリな<ゲームの世界>を舞台に、“モブキャラ”が“主人公=ヒーロー”になろうと奮闘する姿を描く爽快アクション超大作『フリー・ガイ』。本作で、<ゲームの世界>のミステリアスな“モロトフ・ガール”と、<現実の世界>で彼女を操作するミリーを演じるのは、英国の注目俳優ジョディ・カマー。今回、彼女とショーン・レヴィ監督から、モロトフ・ガールとミリーは現代に生きる誰もが共感できるキャラクターであることが語られた。
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ジョディが演じた、膝丈のブーツを履きこなすミステリアスな女性モロトフ・ガールと、頭脳明晰だがちょっぴりサエないゲーマー兼ゲームデザイナーのミリーという2人についてレヴィ監督は、「この2人は全く違います。ゲームの中の彼女のモロトフ・ガールはクールで、ものすごく力があるし、やる気がみなぎっています。しかも自分の周りで起きていることを完璧にコントロールできています。だけど、現実世界のミリーにとっては、物事がそれほど簡単でもありません」と説明する。
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ゲーム上のキャラクターに共感するのは一見難しそうにも見えるが、ジョディは「モロトフ・ガールはミリーが自分自身で作り上げたキャラクター。ネット上では“自分がどう見られたいか”という考えをもとに自分を装うことってあると思いますが、それがこの役にも反映されています。今の時代はみんなSNSを使っていて、自分がどんな風に見られたいのかを意識して、理想の自分を意識している気がするから、モロトフ・ガールに共感できるところがあって楽しんでもらえると思います」と語る。
また、「ミリーはとても賢くて毅然としています。彼女は自分のことを信じていて、私は彼女のそういうところを尊敬しています。私が彼女について一番気に入っているところは、何か悪いことが自分の身に起こっても、動じずにやり直せるところですね」と<現実の世界>のミリーの魅力を語り、正反対な2人でありながら誰もが共感できるキャラクターであることを説明した。
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ジョディは英国で国民的人気となり、世界中から注目を集めたドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」でサイコパスの暗殺者役を演じて大ブレイク、英国テレビアカデミー賞主演女優賞や米プライムタイム・エミー賞主演女優賞を受賞し、リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判』にも抜擢された期待の俳優。
撮影前は「キリング・イヴ/Killing Eve」 を見ていなかったというライアンも「今は僕もジョディの大ファンだし、彼女のことが大好きなんです!」と彼女を大絶賛している。そんな彼女が演じる正反対のキャラクターにも注目してみてほしい。
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『フリー・ガイ』は8月13日(金)より全国にて公開。