本作は、フィリップ・プルマンによるベストセラー児童小説「ライラの冒険」シリーズを、HBOとBBCがタッグを組み、共同製作でドラマ化。『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』のトム・フーパーが製作総指揮を務め、第1話～2話を監督、脚本は『ワンダー 君は太陽』のジャック・ソーンが手掛けた。
孤独な少女ライラの元に、ミステリアスな夫人が現れたことをきっかけに北極へと旅立つ、勇敢な少女の冒険譚となっている本作。キャストには、ライラ役のダフネ・キーンをはじめ、ルース・ウィルソン、ジェームズ・マカヴォイら実力派俳優が脇を固めている。
そして、「U-NEXT」でしか観られないオリジナル吹き替え版も同日配信。ライラは、「BEASTARS」のハル役や「かげきしょうじょ!!」の渡辺さらさ役を演じた千本木さんが担当し、パンタライモン役は森久保さん、謎めいた女性・コールター夫人役は田中さん、イオレク・バーニソン役は森川さん、学者で冒険家の叔父・アスリエル卿役は関さん、リー・スコーズビー役は浪川さんと、超豪華声優が参加している。
演じたキャラクターについて
千本木彩花（ライラ・ベラクア役）
ライラの第一印象は単純ですが芯が強い少女でした。
そんなライラが巻き起こすパワーはとてつもなくてどんどん惹き込まれていき、役者としても視聴者としても一緒に冒険できることが本当に楽しいです。
演じる上でもそのパワーをしっかりと表現できるように毎話戦いだ！と思いながら収録に挑んでいます。
森久保祥太郎（パンタライモン役）
デフォルトは白くて小さくて可愛いネズミの姿ですが、動物であることより、原音の声を担当しているのが子供の役者さんだったので、最初はそのニュアンスに合わせることが大変でした。
ダイモンですが、ライラと同世代の親友という意識で演じています。言葉の掛け方で同世代の子供らしさが伝わるように意識してます。
田中敦子（コールター夫人役）
コールター夫人のライラへの執着は、後悔や愛情など
複雑な感情が絡み合って生まれていると思います。
そしてそれは、ライラを手に入れるためには手段を選ばない残忍さをも生み出しています。
毎回、彼女の心の葛藤を丁寧に演じようと心がけています。
森川智之（イオレク・バーニソン役）
実写の海外ドラマで、動物のクマ役というオファーをいただいたときはびっくりしました。どんな役でも挑戦したいので、とても遣り甲斐のある仕事でした。
担当した鎧ぐまのイオレクは、とても細やかでリアルなCGで描かれているので、人間同様の心情心理を表現しました。彼は気高き心を持つ大きな鎧ぐまです。一見コワモテな印象ですが、強さだけでなく、優しさも持ち合わせた魅力的なクマなので、主人公のライラと共にどんな冒険をするのか、楽しみです。
関智一（アスリエル卿役）
渋くてカッコいいアスリエル卿。自分とは真逆の、強さ、鋭さ、信念を持った彼ですが、だからこそ楽しみながら吹替えさせて頂きました。
浪川大輔（リー・スコーズビー役）
キャラクターの印象として、軽いノリとしっかりとキメるところがあります。
経験値も高そうなので、メリハリが出るよう心掛けました。
話が進むにつれ、新たな一面が出てくるのでいつも楽しみです。
「ダーク・マテリアルズI／ライラと黄金の羅針盤」は8月23日（月）よりU-NEXTにて見放題で独占配信。
