『バイオハザード シリーズ』の製作陣を迎えたリブート版『クライモリ』より予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。
見る者にトラウマを植え付けてきた『クライモリ』シリーズ。このたび、大ヒットした『バイオハザードシリーズ』の製作陣を迎え、現代版としてリブートされた。2003年公開のオリジナル『クライモリ』脚本家アラン・B・マッケルロイが再び参加し、ホラー界のヒットメーカーが集結した作品としても必見の一作となっている。
スペイン出身のスーパーモデル兼女優のシャルロッテ・ベガが主人公ジェンを演じるほか、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのベテラン俳優マシュー・モディーン、女優として活躍しながらも高IQグループ“メンサ”に所属するエマ・デュモンらが脇を固める。
解禁された予告編では、キャンプを楽しむためジェンと友人たちが、バージニア州の小さな町にある、アパラチア山脈の自然歩道にやってくるところからはじまる。 自然を満喫する一行だったが、好奇心からコースを外れて森の奥に入っていき、迷子になってしまう。仲間内で言い争いになりかけたその時、木の陰では蔓で作られた罠を引っ張る怪しげな手が出現。地響きにも似た音が響いた直後、突如倒木が山上から転がり落ちてきて、逃げ惑う若者たちに襲い掛かる。
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動揺を隠せないジェンと仲間たち。気がつけば周囲は罠だらけ。 更には人とは思えない異形の者たちの姿が…。一人一人と逃げ場を失っていく若者たち。「ここから出して」と叫ぶジェン。人知を超える恐怖に囚われてしまった彼女たちは、この罠の“森”から逃れることができるのか…?
なお、襲い来る阿鼻叫喚のショックシーンが連続するため、本作はR15指定となっている。
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また場面写真は、予告編をなぞるように、恐怖の“森”に入ってしまった若者たちの呆然としている様や、娘を探す父親、罠にかかって引きずられている仲間、森に住む何者かの姿も捉えており、ますます森の謎が深まるものばかりだ。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、顔中に血の跡に覆われた主人公・ジェンが一点を見つめた絶望の表情をとらえたもの。「人も。希望も。悲鳴さえ。すべて、森に消えた―」とのコピーが、トラウマ級の恐怖の森から抜け出せない悲壮感をより一層漂わせるビジュアルとなっている。
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映画史上最も残酷無慈悲、あらゆるモノを喰い尽くす、罠まみれの殺戮の“森”『クライモリ』。ホラー好きはもちろん、映画ファン注目の一作だ。
『クライモリ』は10月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。