『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚映画『Furiosa』(原題)の公開日が、1年延期されることがわかった。当初は2023年6月23日に公開予定だったが、2024年5月24日に変更されたという。ワーナー・ブラザースは延期の理由を明らかにしていない。
『Furiosa』は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場したフュリオサ大隊長の若き頃を描く作品。『怒りのデス・ロード』ではシャーリーズ・セロンが演じたが、『Furiosa』では「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイが役を引き継ぐ。『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース、『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世の出演も決まっている。監督・脚本はこれまでと同じくジョージ・ミラー。
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、ミラー監督がアイデアを思いついた1998年から様々な困難を乗り越え、2015年にやっと公開に漕ぎつけた。前作の『マッドマックス/サンダードーム』の公開から30年ぶりである。そのため、「1年程度の延期なんて、どうってことない」「待つ価値がある」と落ち着いた反応を見せる声がある一方で、「ここから3年先?」「残念」と悲しむ声も。
ワーナー・ブラザースは同作の公開延期のほか、スティーヴン・キングの「呪われた町」を映画化した『Salem’s Lot』(原題)を2022年9月9日に公開すると発表した。