スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』より本編映像が解禁された。
>>『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』あらすじ&キャストはこちら
今回解禁となったのは、共生関係にストレスを募らせるヴェノムとエディが互いの不満をぶちまけあい、激しい大ゲンカを繰り広げる本編映像。「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生していたヴェノムだが、自身の欲求を抑えられないヴェノムの行動にエディは我慢の限界に。「幸運にもお前はオレに選ばれた」と言うヴェノムに、エディは「俺を選んだ?適合するのは俺しかいなかった。残虐に守るだと?何も守れない。便所掃除もできない役立たずだ!」とヒートアップしていく。
そして黙って聞いていたヴェノムも強烈な頭突きで反撃。さらに「ゴメン!やりすぎた、治してやる」と優しさを見せるふりをして、トドメの一発を浴びさせる。映像はエディの悲鳴と痛さで歪んだ表情を見せたところで締めくくられており、“俺たち”解散の危機すら案じてしまうほど、激しい大ゲンカのシーンとなっている。

本作のファイトシーンを担当したのはスタント・コーディネーターのジム・チャーチマンとファイト・コーディネーターのジョージ・カービーのふたり。コミカルさの中にも痛ましさを加えたかったというカービーは「僕らが常に参考にしたのはバスター・キートンだった。伝統的な白黒のスタントだ。エディは、ヴェノムに仕返しをするにはどうすればいいかと考える。ヴェノムが一番大切にしているものは何か。それは、ヴェノムがアパートで飼っている二羽の鶏、ソニーとシェールなんだ。ヴェノムを傷つけることができるとしたら、彼の大切なペット(を利用すること)なんだ」と語り、ファイトシーンに世界三大喜劇王と呼ばれるバスター・キートンをモチーフにしたことを明かしている。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は12月3日(金)より全国にて公開。