『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグとなる主演・岡田准一×原田眞人監督が贈る映画『ヘルドッグス』の公開が決定した。
本作は、デビュー作「果てしなき渇き」で2004年の第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)の実写化。発売してすぐ“警察小説を超えた問題作”として話題になった本作を、監督自ら、主演に岡田さんをイメージしながら脚本を執筆した。
岡田さんが演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾。愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される。岡田さんは「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います」とコメントを寄せている。
また今作でも岡田さんは、技闘デザイン(アクション振り付け)を担当。劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。ハードなアクションはもちろん、裏社会をドラマティックに描く新たな作品になっているという。
『ヘルドッグス』は2022年秋、全国にて公開予定。