※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ヴァイオリンの貴公子×映画音楽界の巨匠インタビュー映像『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』

12月3日(金)より絶賛公開中のフランソワ・ジラール監督最新作『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』より、作品の骨格をなす音楽を担当したハワード・ショアとレイ・チェンのインタビュー映像が解禁された。

映画 洋画ニュース
注目記事
『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』(C) 2019 SPF (Songs) Productions Inc., LF (Songs) Productions Inc., and Proton Cinema Kft
『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』(C) 2019 SPF (Songs) Productions Inc., LF (Songs) Productions Inc., and Proton Cinema Kft 全 5 枚
拡大写真

12月3日(金)より絶賛公開中のフランソワ・ジラール監督最新作『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』より、作品の骨格をなす音楽を担当したハワード・ショアとレイ・チェンのインタビュー映像が解禁された。


>>『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』あらすじ&キャストはこちら

本作の核となるのは、トレブリンカで亡くなった人々全員の名前を詠唱する「名前たちの歌」だ。劇中の音楽を手掛け、「名前たちの歌」も作曲した映画音楽の巨匠ハワード・ショアは、ヴァイオリンの演奏を担当したレイ・チェンについて、「レイはすばらしい音楽家であり、この作品に対して熱心に取り組んでくれた。深く集中して演奏する姿は見事なものだった。レイが奏でるヴァイオリンは言葉に代わって物語を語っている」と絶賛。

レイはほかにも、ヘンリー・ヴィエニャフスキの「創作主題による華麗なる変奏曲」Op.15(オーディションの場面)や、ニコロ・パガニーニの奇想曲第9番と第24番(防空壕でのユゼフとの演奏)など、天才少年ヴァイオリニストのドヴィドルが弾く曲を演奏している。

またユダヤ系の家系に生まれ子供の頃からシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)に通っていたというショアは、「名前たちの歌」の制作にあたってドヴィドルが青年期だった1950年代に録音された音源を集め2年かけて研究したという。そして中年期のドヴィドルがこの曲を演奏するシーンでは、失踪して35年経ったいまでも彼の素晴らしい才能が健在であることを表現するために技巧を要する曲にしたと解説している。

『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』は新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]