『最強のふたり』の仏ゴーモン社が製作費30億円をかけて贈る世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした物語『ヴォイス・オブ・ラブ』より、本編映像が解禁された。
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本作は、世界的歌姫セリーヌ・ディオンの半生を初めて映画化した物語。小さな田舎町に住む12歳の少女が、才能を見出され、瞬く間にスターへと成長していく爽快なサクセスストーリーとともに、少女時代から二人三脚で人生を共にしてきたプロデューサーとの26歳差の大恋愛が描かれている。
今回解禁されたのは、数あるセリーヌのヒット曲の中でも、世界中で愛された名曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌唱する名シーン。映画『タイタニック』の主題歌であり、第70回アカデミー賞受賞式で実際にセリーヌが歌唱した舞台を見事に再現している。
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セリーヌ本人かのような力強い歌声とシックなマーメイドドレスに身を包み、オーケストラをバックに歌うヴァレリー・ルメルシェの姿は見ごたえ抜群。また映像内では、世界中が注目するアカデミー賞受賞式の本番10分前に、まさかの衣装チェンジを行うというユーモア溢れる一幕も映し出されている。
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映画はあくまでフィクションであり、実際の真相は定かではないものの、セリーヌの周囲には信頼するスタッフが常に側で控えており、意外な所でスタッフが重要なアドバイスをしていた可能性も。ちなみに映画の中では、ラスヴェガスでのステージを終えた直後、豪華な衣装を着たまま車に飛び乗り大急ぎで家族の待つ家に帰宅するシーンも描かれているが、実際にステージ終わりの彼女は衣装のまま滞在先のホテルに帰宅することも多かったのだとか。
セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながら初めてセリーヌの半生を映画化した本作。平凡な少女が努力を積み重ねて大スターへと成長していく爽快なサクセスストーリーと感動の大恋愛に、期待が高まる。
『ヴォイス・オブ・ラブ』は12月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。