※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

シネマカフェライターが選ぶ2022年公開映画期待作はコレ!

2022年公開予定の映画作品の中でシネマカフェライター・ブロガーが選ぶ期待作をご紹介します。

最新ニュース スクープ
注目記事
『声もなく』ポスター (C)2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved./『ハウス・オブ・グッチ』ティザー (C)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED./『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved./『ガンパウダー・ミルクシェイク』 (C)2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
『声もなく』ポスター (C)2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved./『ハウス・オブ・グッチ』ティザー (C)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED./『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved./『ガンパウダー・ミルクシェイク』 (C)2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved. 全 18 枚
拡大写真
『声もなく』/『ハウス・オブ・グッチ』/『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』/『ガンパウダー・ミルクシェイク』
2022年公開予定の映画作品の中でシネマカフェライターが選ぶ期待作をご紹介します。


赤山恭子:『ある男』


独特な映像の色みや表現が印象的で、新作が発表されるたびに期待大(そしてゆうに超えてこられる)石川慶監督。これまでの長編『愚行録』『蜜蜂と遠雷』『Arc アーク』には、共通してインテリジェンスが漂っていて、その品のよさに虜になっていました。2022年公開の『ある男』は、すでにキャスティングに間違いない感を覚えながら、また新たな境地へと踏み出しているのではと、やっぱり期待してしまう。どっぷりと浸りたいです。

>>『ある男』あらすじ&キャストはこちらから






上原礼子:『声もなく』


韓国の田園風景。季節は夏。自転車の二人乗り。その牧歌的な雰囲気はまるで『となりのトトロ』(!?)のようながら、描かれるのは裏社会の底辺でこき使われる弱者コンビの切実なリアル。絶叫はできなくても、絶望の叫びは口のきけない主人公テインの全身から放たれる。その光のない眼差しは「地獄が呼んでいる」の教祖とはまた別もの、体重を15キロ増量したユ・アインの身体表現があまりに見事なので、新しいファンが増えそうな予感。そして今作においても“女の子であること”が重要な意味を持ち、“82年生まれ”の女性監督ホン・ウィジョンがきっちりとそこを描く。

>>『声もなく』あらすじ&キャストはこちらから






黒豆直樹:『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』


タイトルを正しく言えるようになる日が来る気がしない。しかし、中身は気になるウェス・アンダーソン。よくわからない予告編(失礼!)で、紹介しきれずに字幕で小さく載せられているだけの超豪華俳優陣のムダづかい感のハンパなさ! シアーシャ・ローナンの役の説明が「ミステリアスな女性」ってなってて何なんだ、それ。

>>『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』あらすじ&キャストはこちらから







キャサリン:『C'mon C'mon』


今か今かと待っていたマイク・ミルズ監督の最新作が遂に…! 前作『20センチュリー・ウーマン』『人生はビギナーズ』、どちらもパーソナルな作品ながら観客の人生にどこか寄り添ってくれる温かさが魅力の監督。今回はホアキン・フェニックスを主演に据えたモノクロのロードムービー作品で、もはや短編映画のような予告を観ただけでうっとり。ホアキンと8歳の男の子のロードムービーというだけで、萌えるシーンのオンパレードは間違いなしでは。そこにマイク・ミルズならではの「人生って楽じゃないけど、でも悪くないな」と思わせてくれるほっこりさも健在のようで今から待ちきれません。







人間食べ食べカエル:『真・事故物件』


公開前から「かつて住民が全滅したことのあるアパート」「脚本段階で映倫が審査拒否」という魅力的なワードが舞い踊り、いやでも期待値が上がる。この映画、とにかくゴアシーンがヤバいらしい。予告編やスチールを見るとこれ、日本のご町内でリメイク版『死霊のはらわた』をやるつもりなのかな!? 予告の時点で不穏&恐怖&大出血が限界突破でお腹いっぱい。そんな本作を手掛けたのは『骸 MUKURO』『星に願いを』の佐々木勝己監督。一体どれだけやり過ぎな大惨劇を見せつけてくれるのか、今から楽しみで楽しみで楽しみで仕方ないです。

>>『真・事故物件/本当に怖い住民たち』あらすじ&キャストはこちらから






冨永由紀:『アネット』


5年前にアナウンスされて以来、期待を募らせてきた待望作。レオス・カラックス監督にとって初の英語映画にしてミュージカル、アダム・ドライバーが人気スタンダップコメディアン役で、マリオン・コティヤールが演じる妻はオペラの歌姫。原案は、エドガー・ライトも大ファンの伝説の兄弟デュオ「スパークス」によるもので、彼らはもちろん音楽も担当し……これだけそそる情報を積み重ねられても、全貌は少しも想像がつかない。どれだけ自由でクレイジーな世界で心を揺さぶってくるのか、何が飛び出てくるのか、ただただ楽しみ。

>>『アネット』あらすじ&キャストはこちらから






鴇田崇:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』


トム・ホランドさんが「愛する人達や、大切な友人達と体験してほしい」と自負する2022年公開映画期待作、筆者はいち早く鑑賞させていただきましたが、期待以上でした! 世界的な大ヒットも予測されています。後はもう何も言いません。どうか映画ファンのみなさんが可能な限りネタバレを回避した状態で映画館へ行って、最高の年明けを飾れますように!! 2022年1月7日(金)、全国の映画館にて公開です。

>>『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あらすじ&キャストはこちらから






牧口じゅん:『ハウス・オブ・グッチ』


1995年3月27日に起きたマウリツィオ・グッチ殺害事件は衝撃的だった。世界有数のファッション帝国のスキャンダルに、世の中が騒然としていたのを覚えているだけに、その真相に迫った本作には興味津々。しかも、ヴィジュアルも関係者もとにかくゴージャス。監督のリドリー・スコットをはじめ、レディー・ガガやアダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレット・レトとクセが強めな私好みの人々がここまで集結していては放っておけるはずもない。レディー・ガガが着こなすグッチファッション、当時の流行を再現したコレクションのランウェイ風景、グッチ家のライフスタイルなども絶対に見逃せない。

>>『ハウス・オブ・グッチ』あらすじ&キャストはこちらから






渡邉ひかる:『SING/シング ネクストステージ』


続編企画が来年も渋滞気味のハリウッドで、ものすごく楽しみにしているのがコレ。ワルな家族に翻弄されるゴリラくんやクズ彼氏のせいでやさぐれたハリネズミガールたちにまた会える日が来るとは。基本2~3等身くらいで、もっちりした質感が愛おし過ぎる動物たちの歌とダンスに心を持っていかれたのがまるで昨日のことのよう。美声ゾウのミーナが歌う「Hallelujah」や「Don’t You Worry ’Bout a Thing」、最高だった。全米公開前情報によると、今回はBTSの楽曲も使用されているとか。あのコアラたち、素敵にパフォーマンスしてくれるかな。超期待。

>>『SING/シング ネクストステージ』あらすじ&キャストはこちらから






編集部:『ガンパウダー・ミルクシェイク』


“武器庫”の図書館、飛び交う銃弾、女たちの連帯と共闘というその要素だけで「絶対好きな映画だ!」と確信。ジェイン・オースティン、ヴァージニア・ウルフの名前が冠された本の中に武器が入っているって、その設定だけでわくわくしませんか。海外で解禁されたトレーラーを見て、日本での公開を心待ちにしていたので公開決定の報せに歓喜。主演のカレン・ギランはもちろん、両手で銃を構えるミシェル・ヨーのかっこよさといったら…! スクリーンを縦横無尽に駆け回る、わきまえない女たちによる反撃が楽しみだ。

>>『ガンパウダー・ミルクシェイク』あらすじ&キャストはこちらから





《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]