孤独な女性が自分の居場所を見つけるまでを描く、シンガーソングライター・Siaの初監督映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』より、サウンドトラックMVが公開された。
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本作は、オリジナル楽曲でカラフルに彩る新体感ポップ・ミュージック・ムービー。本作のためにSia監督が書き下ろしたのは、全12曲。心の奥に孤独を抱えた主人公・ズー(ケイト・ハドソン)の苦悩と成長が描かれるドラマシーンに差し込みながら、妹・ミュージック(マディ・ジーグラー)の頭の中で繰り広げられる“イマジネーション豊かな音楽シーン”で奏でられる。
また、歌詞とメロディは、“愛と希望”に溢れ、一曲一曲が自己完結型のミュージックビデオのように構成されていることが特徴。登場人物たちが、カラフルでポップな衣装を身にまとい、歌とダンスで心情を表現していく。
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今回公開されたMVでは、代表的な6曲の音楽シーンをピックアップ。ケイトが赤い世界で日々の喜びを歌う「1+1」からスタートし、マディがピンクの雲の中に浮かぶような姿で登場する「Best Friend」では、幻想的で浮遊感のあるサウンドにあわせて、ソウルフルで素敵な歌声を初披露。
一方、ブルーの世界では、ストリングスを用いたダイナミックなサウンドに合わせて、愛する人を失った過去にケジメをつけ、“未来”を歌った「Beautiful Things Can Happen」では、レスリー・オドム・Jr.が美しい歌声とダンスを披露。ケイトとマディが交互に歌う爽やかでポップな「Could I Love With No Fear」、フラワーモチーフで彩られた荘厳な世界でマイクの前に立ったケイトが自分の居場所を見つけ前を向くズーの心の変化を熱唱する「Music」。ラストは、<明日への希望>と<信じてくれる人達=居場所>は必ず見つかるという本作のメッセージを込めた主題歌「Together」を監督自ら高らかに歌い上げる。
撮影をふり返ったケイトは、「ダンス、歌、基本動作の習得など、実際の撮影に入る前にやることが多くて、時間をかけてたくさん練習を積みました。でもそれが楽しい、ほかのスタッフやキャストと親しくなれるから。そういった前準備をして撮影に入ると、もうそこに全部ある。今までやってきた音楽は流れているし、ダンスも仕上がっている。小道具も、ライトも、衣装も全て揃っている。最高ですよ」と音楽シーンについて語っている。
『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。