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「映画は9割以上がキャスティング」M・スコセッシも語る『キャスティング・ディレクター』予告編

映画業界の最も重要な仕事の1つ、キャスティングに迫るドキュメンタリー映画『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』から、豪華俳優や監督たちが登場する日本版予告編解禁

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『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』 (c)Casting By 2012
『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』 (c)Casting By 2012 全 14 枚
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ハリウッドで長年活躍したキャスティングの先駆者マリオン・ドハティを中心に、映画業界の最も重要な仕事の1つでありながら、最も知られていない仕事=キャスティングに迫るドキュメンタリー映画『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』。この度、豪華俳優や監督たちが登場する日本版予告編が解禁となった。


>>『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』あらすじ&キャストはこちらから

絶妙なセンスと直感的な先見の明を頼りに、白人男性至上主義が根強く、役者を単純にタイプ分けしていた古いスタジオの配役方法から、ユニークで多彩なアンサンブルキャストへ移行する道筋をつけ、革新的なアメリカン・ニューシネマの到来を告げたマリオン。本作では、驚きと笑いに溢れたエピソードの数々、そして切なくも感動的なラストまで…その人生を通して映画史に新たな光を当てる。

「映画は9割以上がキャスティングで決まる」と語るマーティン・スコセッシ監督から始まる本映像。そのほかにもスターたちが自ら語るキャリアを変えた“あの役”、そして時代が鮮明に蘇る貴重な証言が満載で、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ロバート・レッドフォード、グレン・クローズ、ベット・ミドラーらが次々と登場。そして、現在活躍する後進のキャスティング・ディレクターたちが語るが、「いまでも助手や秘書と勘違いされる」という実状も明かされている。

『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』 (c)Casting By 2012

あの有名監督や俳優からも!マリオンへのショートメッセージ


(※映画内で使われているものを含む)

アル・パチーノ
俳優を続ける中で好きになった言葉の一つが“励まし”だが、
マリオン・ドハティは“励まし”そのもののような人だった。
そんな人を私は彼女以外には知らない。

ダニー・グローヴァー
自分自身ですら気づいていない何かを見つけてくれる、
彼女のような人の前で私は自然と謙虚でいられた。

グレン・クローズ
マリオン・ドハティのような
キャスティング・ディレクターの仕事はとても特別で、
いつも映画の質にそのまま繋がっていた。

ロバート・レッドフォード
彼女は明らかに映画界の水準を引き上げた。
私自身も、いろいろな役に挑戦できたのは彼女のお陰だった。

ノーマン・リア
マリオンのような人と仕事をするとき、
私たちはキャスティングが高度な技術だと実感した。

マーティン・スコセッシ
映画監督の仕事の9割は、キャスティングの質で決まってしまう。

クリント・イーストウッド
彼女は唯一無二、のとても特別な人だった。

リン・スタルマスター
「マリオン・ドハティはアカデミー協会の功労賞を受賞すべき」と
主張した多くの俳優や監督たちに、私は100%同感だった。

『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』 (c)Casting By 2012

なお、1991年、彼女をよく知る映画人たちがアカデミー協会栄誉賞授与のキャンペーンを起こした経緯も本作には描かれている。

『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』は4月2日(土)よりシアター・イメージフォーラム ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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