エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者ニュートと、ジュード・ロウ演じるダンブルドア先生が寄せ集めチームを結成、マッツ・ミケルセン扮する史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに挑む最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。
最強の魔法使いと謳われるダンブルドアとその一族に隠された、『ハリー・ポッター』シリーズから『ファンタスティック・ビースト』シリーズへと続く魔法ワールド最大の秘密が解き明かされる本作では、それぞれが何を目的として、どう動くのか? 最新作の物語の重要な軸となる、絶対に見逃せないポイント3つに迫った。
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ついに立ち上がる!ニュート&ダンブルドアらのデコボコチーム
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魔法動物を守ることだけを考え、世界を飛び回っていた魔法動物学者のニュート。ティナやジェイコブに出会ったことで少しずつ変わり始めたニュートは、目の前で大切な人を失ったことで、ついに戦うことを決意する。
そして、ニュートのかつての恩師である史上最も偉大な魔法使いダンブルドア先生のもと、デコボコチームが結成。ニュートの兄であり、イギリス魔法省で働く闇払いのテセウスは、婚約者を失ったことで、ニュートの身を案じてチームに。
マグルながらも魔法界に足を踏み入れたジェイコブは恋人のクイニーがグリンデルバルドの思想に傾倒してしまったことにより、魔法界とは距離を置いていたが、チームに加わることに。ダンブルドアはマグルであるジェイコブに魔法の杖を与えているが、これまでハリーやニュートを導いてきたダンブルドアは、ジェイコブになぜ杖を渡したのか。何か重要な意図が必ずあるはずだ。
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そして、ジェイコブが営むパン屋に訪れた呪文学の教師ユーラリー、ニュートに「誰も知らない秘密があるの」と打ち明ける助手バンティも加わった。チームの団結力が必要ないま、彼ら1人1人が立ち上がる理由や目的に注目だ。
ダンブルドア先生と一族の秘密、そしてグリンデルバルドとの対峙
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今回のキーパーソンであるダンブルドア先生。本作でついに明かされるダンブルドア先生とその一族の秘密はもちろん見逃せないポイントだが、それだけじゃない。史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドとは、若いころ志を共にした友人同士だった。
しかし、予告編でも、ダンブルドアとグリンデルバルドがテーブルを挟んで向かい合って話すシーンでは、「人間界を焼き尽くしてやる」というグリンデルバルドの禍々しい台詞と共に炎で覆われる場面が…。2人の間には一体何があったのか?
誰よりも早くグリンデルバルドの不穏な動きに気づいてニュートを向かわせ、一度はその身をMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)に捕らえさせたダンブルドア。いま、同じテーブルに着き、対峙する目的とは!? さらに、ダンブルドア一族の人間が窮地に陥ったときに駆けつけるという不死鳥が、誰のもとに飛び立っているのかも注目ポイントの1つ。
グリンデルバルドの思想に魅せられた魔法使いたち
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グリンデルバルドの目的は、マグル(非魔法族)ではなく魔法族が世界の頂点に立つこと。目的のためなら手段を選ばない冷徹さと、”未来が見える”能力を持つグリンデルバルド。その圧倒的カリスマ性で人々の心を掴み、勢力を拡大してきた。
グリンデルバルドと行動を共にするのは、自身の出自を知ろうとしているクリーデンスと、マグルのジェイコブに好意を寄せているクイニー。予告編では、不死鳥がクリーデンスの頭上を飛ぶ様子や、クリーデンスに接触するダンブルドアの姿も見られるが、彼らはこのまま完全に黒い野望に魅入られてしまうのだろうか、見逃せない。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日(金)より全国にて公開。