※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ホン・サンス監督の日本公開最新作『イントロダクション』『あなたの顔の前に』同時公開

韓国の名匠ホン・サンス監督の日本公開最新作となる長編25作目『イントロダクション』と長編26作目『あなたの顔の前に』が同時公開決定。

韓流・華流 スクープ
注目記事
『イントロダクション』(C)2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved 『あなたの顔の前に』(C)2021 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved
『イントロダクション』(C)2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved 『あなたの顔の前に』(C)2021 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved 全 6 枚
拡大写真

2022年ベルリン国際映画祭で3年連続の銀熊賞受賞を果たした韓国の名匠ホン・サンス監督の日本公開最新作となる長編25作目『イントロダクション』(英題:Introduction)と長編26作目『あなたの顔の前に』(英題:In Front of Your Face)が、2本同時に6月24日(金)より日本公開されることが決定した。


ベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)受賞!長編25作目


2021年・第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(脚本賞)を受賞した長編25作目『イントロダクション』は、モラトリアムな時期をさまよう青年を主人公に、前作『逃げた女』の変奏ヴァージョンとしても楽しめるモノクロームの青春映画。2022年にホン・サンス監督の最新作となる長編27作目『The Novelist’s Film』(英題)も、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員大賞)を受賞し3年連続銀熊賞受賞の快挙を果たし、さらなる注目が高まっている。

将来の進路も定まらず、まだ何者にもなれないナイーブな青年ヨンホ。韓国とベルリンを舞台に父、恋人、母との再会と三つの“抱擁”の物語を通して、1人の若者の人生が紐解かれていく。主人公ヨンホに、『逃げた女』の“猫の男”役で奇妙なインパクトを放ち、本作の繊細な演技で初主演を飾ったシン・ソクホ。そのほか、キム・ミニをはじめ、ソ・ヨンファ、キ・ジュボン、チョ・ユニほかホン監督作品の常連キャストが顔を揃えた。

この度、解禁された日本版ポスタービジュアルでは、主人公ヨンホが一人海から上がってくる姿に「Introduction【名詞】紹介。序文。入門。導入。」のキャッチコピーが添えられる。「イントロダクション(Introduction)」という言葉が持つ多様な意味を全て内包するために、あえて英語を採用したとホン監督が語るタイトルは、監督のフィルモグラフィーにおける初の英語タイトルだ。


キム・ミニがプロダクション・マネージャー、イ・ヘヨンが主演


2021年第74回カンヌ国際映画祭プレミア部門オフィシャルセレクションに招待された長編26作目『あなたの顔の前に』は、中年女性サンオクを主人公に一人の女性の心の深淵に迫るストーリー。日本でも、第17回大阪アジアン映画祭の特別招待作品として初上映された本作は、ホン監督の公私にわたるパートナーのキム・ミニがプロダクション・マネージャーを務めたことでも話題を集めた。

本作でホン監督作品に初登場にして主演を飾ったのは、韓国歴代の名監督とタッグを組み、40年のキャリアを誇るイ・ヘヨン。観る者の心を揺さぶる圧巻のパフォーマンスでミステリアスかつ複雑な主人公を体現し、2022年国際シネフィル協会賞主演女優賞を受賞。最新作『The Novelist’s Film』でも主演を務めている。

長いアメリカ暮らしから突然、韓国へ帰国した元女優のサンオク。母親の死後以来、久しぶりに家族と再会を果たすが、帰国の理由を明らかにしない彼女の内面には深い葛藤が渦巻いていた…。サンオクはなぜ自分が捨てたはずの母国に戻り、思い出の地を訪ね歩くのか? 捨て去った過去や後悔と向き合いながら、かけがえのない心のよりどころを見出していく、たった一日の出来事が描かれていく。劇中の“告白”によって明かされるタイトルの意味に心揺さぶられながら、複雑で豊かな感情揺らめくサンオクの心の旅に、ホン・サンス監督の新境地がうかがえる珠玉のドラマが誕生した。

同時解禁された『あなたの顔の前に』日本版ポスタービジュアルでは、静かに前を見据える主人公サンオクの“顔”と眠る妹を見つめる彼女の姿、そしてキャッチコピー「天国が隠された場所」が、サンオクの心の深淵を覗かせる印象的なビジュアルとなっている。

『イントロダクション』『あなたの顔の前に』は6月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか2本同時全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]