オリヴィア・ワイルド監督最新作『ドント・ウォーリー・ダーリン』より日本版ファイナル予告が解禁された。
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本作は、完璧な生活が保証された街に住み、平穏な日々を送っていたフローレンス・ピュー演じる主人公・アリスの周りで頻繁に起きる“不気味な現象”を描いた本格スリラー。
先日開催された第79回ヴェネチア国際映画祭ではワールドプレミアが開催され、オリビア・ワイルドの監督としての才能に対しての絶賛の声、主演のフローレンス・ピューの鬼気迫る演技に、最高傑作の呼び声も多くあがった。本作は、11月11日(金)に控える日本公開に先駆け、9月23日(金)に全米で公開され、全米興行収入ランキング初登場1位を獲得し大ヒットスタートを記録した。
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解禁となったファイナル予告の冒頭は、主人公アリスと夫ジャックの日常的な朝の風景が映し出される。互いに片時も離れたくないと思うほど幸せいっぱいの2人は、安全で安心できる完璧な生活が保証されている、誰もが理想とする街<ビクトリー>が自分たちの居場所だと信じて疑わない。しかし、あることをきっかけになぜかアリスの周りでだけ次々と不気味な現象が起きはじめる。その状況にアリスは徐々に正気を失っていき、自分の世界を疑い、何かに支配されていると感じるように…。
真実を確かめるため、街のルールを破り行動を起こすアリスは、この街全体に隠されたある驚愕の真実にたどりつく。「彼らの話は全て嘘なの」とすすり泣くようなアリスのセリフや、冒頭の2人の雰囲気とは打って変わって、アリスに対して激昂するジャックの声。そして未だ自分たちの世界が絶対だと信じる住人たち。
街の絶対的支配者として君臨するフランクは、怪しげな微笑みを浮かべ「君のことは完全にわかっている」とアリスに告げる。更に「私に挑戦してくる君のような人を待っていたよ」とも。ただ一人、この世界に疑問を持つアリスは自分自身を信じ真実と向き合うことを決意。この街の秘密を暴こうとフランクと対峙していくが…。
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神出鬼没で飄々としながらも、絶対的な雰囲気を纏ってアリスと対峙するフランクを演じるクリス・パインは、主演を務めたフローレンス・ピューとは『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』(18)以来の共演。ピューはクリスに対し非常に厚い信頼を寄せているそうで「再会して、相手役を演じることにとてもわくわくしました。彼は私が何をしても安心して共演できる俳優です。私がどんな動きをしても、彼はいつでも打ち返してくれる。心から安心して、お互い信頼して演じることができることに、大きな高揚感を感じました」と絶賛しており、実際に2人が会話を交わす多くのシーンではその信頼感や抜群のコンビネーションがなければ成立し得ない、説得力のある緊張感に包まれている。
本編では、そんな2人のやりとりにも注目だ。
『ドント・ウォーリー・ダーリン』は11月11日(金)より全国にて公開。