イタリアで3週連続第1位のヒットを記録した話題のラブストーリー『離ればなれになっても』より本編映像が解禁された。
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本作は、『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督による、ヒューマンラブストーリー。16歳で恋に落ちた男女とその友人との出会いと別れの日々を、1982年からの約40年間、ベルリンの壁の崩壊、9.11テロ事件など激動の時代を背景に描かれる。
この度解禁されたのは、大晦日のパーティーを楽しむ、主人公パオロとその思い人ジェンマ、そして友人たちのきらめく青春のひと時を切り取った特別映像。
1982年、ローマで暮らすジュリオとパオロ、新たに加わったリッカルドは、学校でも放課後でも何をするにも一緒につるむ親友同士。そんな中、パオロは同級生のジェンマに出会い初めての恋をする。迎えたその年の大晦日、3人が繰り出したダンスパーティでパオロはジェンマと思いがけず一緒になる。
アップテンポなダンスチューンから一転、メロウな「愛のファンタジー」が流れると、「お年寄りのダンスを」とジュリオに後押しされながら、はにかみながらもチークダンスで見つめ合うパオロとジェンマ…。思いを伝えあう前の気持ちが溢れる視線のやりとりが甘酸っぱい。新年を祝う彼らの、この瞬間のきらめきがまぶしい映像となっている。
本映像でも使用されているリチャード・サンダーソンによる「愛のファンタジー」は青春映画の金字塔『ラ・ブーム』の挿入歌。当時13歳だったソフィー・マルソーのデビュー作で、初めての恋を通して人生の喜びと悲しみを知る主人公を演じ、世界中で大ヒットとなった。80年代の青春ナンバーにのせて描かれる瑞々しいパオロとジェンマの恋に、青春時代の記憶と重ね合わせる人もいるかもしれない。
パオロとジェンマをはじめ、ともに青春時代を過ごした彼らに、これから先どのような人生が待ち受けているのか。激動の時代に翻弄され、出会いと別れを繰り返しながらもそれぞれが歩む旅路の先に見えるものとは何なのか…。温かな人生賛歌を見届けたい。
『離ればなれになっても』は12月30日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。