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パリの真ん中に300mの塔を造る…『エッフェル塔~創造者の愛~』本編映像

『エッフェル塔~創造者の愛~』から、アメリカの<自由の女神>の制作にも協力した主人公ギュスターヴ・エッフェルが、“300メートルの金属の塔をパリの真ん中に造る”という挑戦を宣言するシーン解禁。

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『エッフェル塔~創造者の愛~』© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films
『エッフェル塔~創造者の愛~』© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films 全 8 枚
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ロマン・デュリス主演映画『エッフェル塔~創造者の愛~』から、アメリカの<自由の女神>の制作にも協力した主人公ギュスターヴ・エッフェルが、“300メートルの金属の塔をパリの真ん中に造る”という挑戦を宣言するシーンの本編映像が解禁となった。


>>『エッフェル塔~創造者の愛~』あらすじ&キャストはこちらから

今回解禁された本編映像は、あるパーティーで大臣がギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)に対して、3年後に控えたフランスのパリ万国博覧会のモニュメントのアイディアを尋ねるシーンから始まる。

アメリカの独立100周年を記念した<自由の女神>建設など、数々の成功により名声を手にしているギュスターヴ。次に求められたのは、フランス革命100周年を記念してパリで開催される万国博覧会において、“石造りの柱”よりももっと目玉となるシンボルの建設だった。

より実用的な地下鉄に興味を持っていたギュスターヴだったが、友人の妻であり、ギュスターヴと意味ありげに視線を交わし合うアドリエンヌが焚きつけるように発言した「野心作を」という言葉をきっかけに、何かを決意した表情を浮かべる。

そして、<300メートルの金属の塔>という突飛なアイディアを口にし、さらに「ただし条件が――パリの真ん中に造る」と宣言。パーティーの席が水を打ったように静かになることで、このアイディアがいかに現実離れした、前人未踏の挑戦なのかが分かるシーンで映像は終わる。


ヨーロッパ、アメリカ、ベトナム、そしてペルーまで!? ギュスターヴ・エッフェルの建築めぐりは世界規模


本作ではエッフェル塔完成に挑む姿が描かれたギュスターヴ・エッフェル。彼が生涯で手掛けた建築物は、フランスをはじめヨーロッパ各地はもちろんのこと、アメリカや東南アジア、さらには南米にまで及ぶことは、あまり知られていない事実といえる。

例えばヨーロッパでは1877年に開通された当時つり橋を除けば世界一長いスパン橋梁を誇ったポルトガルの「マリア・ピア橋」、ガラス張りの駅舎が美しく現在もターミナル駅として人々の生活を支えるハンガリーの「ブダペスト西駅」、旧市街を結ぶえんじ色の鉄橋が観光スポットとなっているスペインの「旧魚屋橋」など、各地で見どころの多い建造物が並ぶ。

また、アメリカでは誰もが知る世界遺産のひとつ「自由の女神」を手掛けたこともギュスターヴの経歴では見逃せない功績。さらに、ベトナムにはパリのオルセー美術館(当時は駅舎)をモデルにしたと言われるほど美しく、かつ現役の郵便局として利用されている「サイゴン中央郵便局」。

また、ペルーには南部タクナにある「タクナ大聖堂」のほか、アマゾン川上流にある町・イキトスには1890年完成の当時では最高級素材のひとつである錬鉄を使ったアメリカ大陸初のプレハブ住宅「鉄の家」など、フランスから遠く離れた土地にもギュスターヴの建築物は存在している。

彼が設計を手掛けたものは駅舎ホールやチャペル構造、鉄橋(鉄道高架橋、可動橋ほか)や天文台の丸天井など多岐に渡り、現在も人々の生活に根づいた建物も多い。

『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国にて公開。


《シネマカフェ編集部》

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