26日(現地時間)に開催された第29回全米映画俳優組合賞(SAG賞)授賞式は、今回初めてNetflixのYouTubeチャンネルなどで無料配信された。その映像は配信後12時間で150万回以上の再生回数を記録している。
YouTubeでの配信は110万回以上、NetflixのFacebookとツイッターで配信されたものとあわせると150万回以上に。この視聴回数にはNetflixが授賞式中にYouTubeやツイッターに投稿した、主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーのスピーチのみなどを収めたクリップ映像は含まれない。SAGの広報担当者によると、こうしたクリップは各プラットフォームで合計1940万回以上も再生されたという。
今年1月、NetflixはSAG賞のストリーミング配信を複数年行う契約を結んだと発表。今年はYouTubeチャンネルでの配信をメインとしたが、2024年からはNetflixで全世界にライブ配信予定とのこと。
ライブ配信で授賞式を観た映画・ドラマファンたちは、「ヨーロッパに住む者としてSAG賞をライブで観られたのは本当にうれしいこと。Netflixは最高の選択をしてくれた」「素晴らしかった。NetflixとYouTube、ありがとう。ほかの授賞式も世界中でこのように無料で観られるようになればいいな」などの感想を寄せている。
今年のSAG賞授賞式を収めた映像は、現在もNetflixのYouTubeチャンネルで配信中。収録時間は2時間14分で、コマーシャルは入らない。