DC最新作『シャザム!~神々の怒り~』出演のレイチェル・ゼグラーよりコメントが到着。撮影時の様子や本作の二面性ある役柄について語っている。
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本作でシャザムの前に立ちはだかるのは、地球に襲いかかる“神の娘”三姉妹。そんな三姉妹の中でも謎多き末っ子・アンを演じるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』のヒロイン・マリア役で一躍脚光を浴びた、レイチェル・ゼグラー。
3万人以上の応募者の中から見事マリア役を勝ち取ったレイチェルの演技を、スピルバーグ監督も大絶賛。ゴールデン・グローブ賞では主演女優賞を受賞している。
また本作の後には、「ハンガーゲーム」シリーズの前日譚『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes(原題)』への出演や、ディズニー映画『Snow White(原題)』で白雪姫役を控えるなど、これからの活躍に世界中が期待を寄せている若手スターだ。
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そんなレイチェルが本作で演じるアンは、主人公シャザムの前に立ちはだかる、最強の魔術を扱う“神の娘”でありながら、シャザムに変身する前のビリーの家族・フレディが通う学校の“高校生”に扮しているキャラクター。
“神”の姿のアンは黄金に輝く鎧を身にまとい魔術を使うという中々経験することのない役柄となっているが、レイチェルは「私の中では、学生を演じるのが一番楽しかった!当時、私は20歳になったばかりだったから、まだ高校生の領域から抜け出したばかりだった。でも、私はカトリック系の女子高に通っていたから、アンとはまったく違う高校生活を送っていた。自分の服を着て学校に行くことはなかったし、男子もいなかった(笑)。だけど今回、衣装はカッコいいし、バックパックを背負って廊下を歩いたり、教科書を持ってロッカーに行くこともできたから、本当に楽しかった!」と、神ではなく“高校生”を初体験できたことが楽しかったと明かした。
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“神”と“高校生”という二面性を持ったアンは、姉妹の中でも最も謎が多く、物語のカギを握る重要なキャラクター。レイチェルは「鎧とマントと女神のコスチュームを身につけるし、高校生の時とは話すときの調子も違う。態度や立ち振る舞いもすっかり変わる。だから、その両方を演じることができたことが、本当に嬉しかった」と、2つの顔を持つ難しい役柄を楽しんで演技したと語った。
なぜ神であるアンが、高校生に扮しているのか? そして姉妹の中でも異端なアンが本作の物語にどう関わってくるのか? 新鋭レイチェル・ゼグラーが、出演作2作目となる本作で魅せる演技にも、期待が高まる。
『シャザム!~神々の怒り~』は3月17日(金)より全国にて公開。