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憎しみの連鎖を断ち切る哲学授業が始まる『ぼくたちの哲学教室』予告編

北アイルランド・ベルファストの小学校で行なわれている哲学の授業を2年間にわたり記録したドキュメンタリー『ぼくたちの哲学教室』より予告編が解禁された。

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『ぼくたちの哲学教室』© Soilsiú Films, Aisling Productions, Clin dʼoeil films, Zadig Productions,MMXXI
『ぼくたちの哲学教室』© Soilsiú Films, Aisling Productions, Clin dʼoeil films, Zadig Productions,MMXXI 全 17 枚
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北アイルランド・ベルファストの小学校で行なわれている哲学の授業を2年間にわたり記録したドキュメンタリー『ぼくたちの哲学教室』より予告編が解禁された。


>>『ぼくたちの哲学教室』あらすじ&キャストはこちら

第18回アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞したほか、各国で高い評価を得た本作は、ベルファストにあるホーリークロス男子小学校で、主要科目になっている「哲学」の授業を捉えたドキュメンタリー。

この度解禁された予告編では、エルヴィス・プレスリーを愛するケヴィン校長と子どもたちの微笑ましい姿とともに、北アイルランド紛争の記憶と分断が残る街の様子が映し出される。プロテスタントとカトリックの対立が長く続いたベルファストの街で、新たな憎しみの連鎖を生み出さないために何ができるのか?

哲学的思考と対話による問題解決を探るケヴィン校長が、時にユーモアを交え、時に威厳を持って生徒たちに向き合う姿と、子どもたちの様々な表情が印象的な予告編となっている。

また、イギリス出身のブロードキャスターであるピーター・バラカンからは、ベルファストの社会背景に触れつつ、「ケヴィン校長が小学生の男の子たちに施している極めて貴重な教育は次世代の感性に深い影響を及ぼす」とコメントを寄せている。


■ピーター・バラカン(ブロードキャスター)コメント全文
ベルファストといえば、約30年にわたって内戦に近い状態が続いた街。
あれから更に20年以上経ってもしこりが残る環境で育つ子供たちの心はなかなか穏やかになりにくいはずです。ケヴィン校長が小学生の男の子たちに施している極めて貴重な教育は次世代の感性に深い影響を及ぼすと思います。このような教え方は全世界で取り入れる価値が大いにあります。

『ぼくたちの哲学教室』は5月27日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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