マーベル・スタジオが贈る劇場最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』。本作で描かれるのは、9人の銀河の落ちこぼれヒーローチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”。個性豊かなガーディアンズのキャラクターたちは、銀河を荒らしまくったお宝ハンターに冷酷な暗殺者、超毒舌なアライグマに破壊王や宇宙海賊など、無法者ばかり。
そんなアウトローたちが愛される理由は「人間味があふれている」ことだとドラックス役のデイヴ・バウティスタは過去に語ったことがある。最新作の前に、世界中から愛される9人のキャラクターたちを一挙におさらいする。
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本シリーズに登場する9人の個性豊かな“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のキャラクターについて、デイヴが「どのキャラクターも、誰もが共感出来る何かしらの要素や側面を持っていると思いますし、それこそがこの映画の最大の魅力の1つじゃないでしょうか。完全無欠のスーパーヒーローとは違い、弱さや欠点を抱えた人間味あふれるキャラクターたちには誰もが共感するはずです」と語るように、同じマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の王道ヒーローたちとはまた違う、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は「銀河の落ちこぼれたち」と呼ばれるようにそれぞれ弱さや欠点を抱えている。
リーダーは、地球生まれ銀河育ちのスター・ロードことピーター・クイル。敵を出し抜く悪知恵が働くクイルは、詐欺や暴行など銀河を荒らしまくっていたお調子者の元お宝ハンター。そんな彼は9歳のころに母を亡くした悲しい過去をもっており、母の形見である70 年代のヒット曲の詰まった音楽プレイヤーを肌身離さず持ち歩いている。
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宇宙一凶暴なアライグマのロケットは、かなりの頭脳派でハイテクマシンを使いこなす。毒舌家で超短気、小さな身体で散弾銃をぶっ放すが、違法な遺伝子操作と人工頭脳移植によって改造された暗い過去がある。
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「僕はグルート」という 言葉だけを話す動く木・グルートは年齢によって見た目も変化し、その愛らしい姿と言動でシリーズ屈指の人気を博しているキャラクター。だが、“キレるとヤバい”と言われているとおり暴れまわるシーンも多い。
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そしてクイルが恋をした暗殺者ガモーラ。彼女は償いのために人を救おうとする正義の心を持ち、クールなのに実は誰よりも仲間想いの一面も。父・サノスに本当の両親を目の前で殺された後、敵だらけのなかで兵器として育てられた重いバッググラウンドをもつ。
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ネビュラは姉・ガモーラと共に暗殺者としてサノスに育てられた妹だが、ガモーラに勝負で負ける度に身体を機械に改造されてきたためガモーラに愛憎入り混じった複雑な思いを抱いていた。
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そして、どこか抜けていて天然なドラックスはサノスに家族を奪われた辛い過去をもち、その復讐を目的に生きてきた怪力の破壊王。
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さらに、純粋すぎる心の持ち主で自らの能力で人の心は読めるが周りの空気は全く読めないマンティス。
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元宇宙海賊ラヴェジャーズの一員で、星を訪れる度に誰かと結婚してしまうクラグリン、テレパシーやサイコキネシスを使い会話したり物を動かすことができる宇宙犬コスモ。
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彼らはそれぞれに超個性的だが、完全無欠とは到底言えない。完璧でない彼らの生き様には、誰もが共感できる1シーンがあるに違いない。
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ジェームズ・ガン監督が過去に「この映画シリーズの中核にあるものとして、ガーディアンズは異端児だらけの寄せ集めグループとして自分たちにできるやり方を模索している、おそらくそこが人々の心に響いたのでしょう。子供から大人まで、世界中の国々のあらゆる世代に届いているのですからね」と語っているように、世界中でガーディアンズが愛される理由は、弱さや欠点を抱えた異端児たちの人間味あふれるキャラクターにある。
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そんな9人の中でも「ガーディアンズ」シリーズ最終章である本作のカギを握るのは、宇宙一凶暴なアライグマ・ロケットのもつ暗い過去の秘密...。
知られざる壮絶な過去が本作で明らかになるといわれており、早くも世界中から注目が集まっている。家族以上の絆で結ばれたガーディアンズは大切なロケットの命を救うことはできるのか。そして、またしても銀河を救っちゃうことになるのか!? 人間味あふれる9人の活躍を目に焼きつけてほしい。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。