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『バービー』は「究極の女性エンパワーメント映画」マテル社CEOら語る「おもちゃを売るためではない」

バービー人形の玩具メーカー「マテル社」のCEOイノン・クレイツと「マテル・フィルムズ」のロビー・ブレナーが「Variety」誌のインタビューに応じ、実写映画『バービー』について語った。

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『バービー』プレミア Photo by Christopher Polk/WWD via Getty Images
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バービー人形の玩具メーカー「マテル社」のCEOイノン・クレイツと「マテル・フィルムズ」のロビー・ブレナーが「Variety」誌のインタビューに応じ、実写映画『バービー』について語った。

クレイツは『バービー』を製作するにあたり、「マテル社外の人たちには、おもちゃや人形を売るためのものだと思われてしまうリスクがありました」とふり返った。しかし、同社にとって『バービー』は「質の高いコンテンツを作ること、人々が観たいと思うような社会的インパクトのある体験を創り出すこと」が重要だったという。「私たちは映画を作る前からおもちゃを売っているので、それ(映画による宣伝効果)に依存しているわけではないのです」と強調している。

今作は『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で女性の描き方に定評があるグレタ・ガーウィグがメガホンを取り、パートナーのノア・バームバックと脚本を手掛けた。クレイツとブレナーは、初めてガーウィグの脚本を読んだとき、「ちょっと厳しいものがあるんじゃないかと思った」というが、「この世界で“安全”はうまくいきません。大胆にいきたかった。バービーだって大胆ですし」と、失敗を恐れず突き進み実写映画を実現させたことを明かした。

ブレナーは、「男性が監督することは可能だったか?」と問われると「私たちは、この映画は女性の視点から語られるべきだと強く感じていました。男性にできないと言っているわけではありません。しかし『バービー』は、究極の女性エンパワーメント映画なのです。それは映画のDNAの中にあります。(だから)私たちはみんな女性が指揮を執るべきだと感じていたと思います」。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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