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世界50の国・地域でTOP10入り 『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』監督「勝手な偏見を壊すことができた」

ドキュメンタリー作品として異例の大ヒットを記録している『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』より、山本兵衛監督のコメントが到着した。

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Netflix ドキュメンタリー『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』独占配信中
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ドキュメンタリー作品として異例の大ヒットを記録している『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』より、山本兵衛監督のコメントが到着した。

7月26日より配信となった本作は、2000年に日本で発生した英国人失踪事件の波乱に満ちた捜査の内幕を、警視庁捜査一課の刑事たちのインタビューを通して紐解いていく、犯罪ドキュメンタリー。

日本以外の国・地域でも同日より、Netflixで配信されており(インターナショナル版タイトルは『MISSING: THE LUCIE BLACKMAN CASE』)、7月24日週のNetflix週間グローバルTOP10では、英語映画で第5位を獲得。世界50の国と地域でTOP10入り、イギリス、オランダを含む12か国では3位圏内に入った。日本発信のドキュメンタリーコンテンツが世界でも認められるという前例を打ち立て、世界的ヒットとなっている。

また、各国から絶賛のレビューが相次ぎ、世界的な評価が集まっている。山本兵衛監督はこの度のヒットを受け、「社会性のあるドキュメンタリーや映像作品はヒットしないという日本映像業界の勝手な偏見を壊すことができたと思っています」とコメントを寄せた。さらに今後についても「従来のルールや常識に縛られない可能性をもっと見出す作品を作り続けたい」と、意気込みを語っている。

ROLLING STONES誌ほか、レビューが続々掲載

◆ROLLING STONES/クリス・ヴォグナー Chris Vognar
文化の違いをテーマにした緊迫感のあるドラマを観ているような気分にさせられる。あらゆる誇張や扇動的なアプローチもできたストーリーだが、日本人の山本兵衛監督は、センセーショナルな演出を避け、敬意と尊敬を持って演出している。

◆MOVIE WEB
本作はルーシー・ブラックマン事件を通して、日本の制度や組織的な問題まで炙り出すことに成功している。実際に起きたレイプや殺人にまつわる話に娯楽性は必要とされない。だから本作品を観づらいと感じるだけでなく、憤りさえも感じる人もいるだろう。そこにこそ、この作品の存在価値がある。

◆LEISURE BYTE
20年以上も前に起きた女性に対する凶悪犯罪を振り返ることで、この作品は、いま我々が生きる現代社会のリアリティと比較するチャンスを与えてくれる。しかし大きな変化が起きているとは感じられないのではないか、と考えさせられた。

山本兵衛監督コメント 全文

社会性のあるドキュメンタリーや映像作品はヒットしないという日本映像業界の勝手な偏見を壊すことができたと思っています。とはいえ、やはりNetflixという世界配信プラットホームがあってこそだと思うので、今後、従来のルールや常識に縛られない可能性をもっと見出す作品を作り続けたいと思います。

Netflixドキュメンタリー『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』は7月26日(水)より独占配信。


《シネマカフェ編集部》

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