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パリの街の父子と圧巻コンサートシーンの舞台裏捉える『ふたりのマエストロ』メイキングカット

パリを舞台に、指揮者父子の物語を描くフランス映画『ふたりのマエストロ』よりメイキングカットが解禁された。

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『ふたりのマエストロ』メイキング© 2022 VENDÔME FILMS – ORANGE STUDIO – APOLLO FILMS
『ふたりのマエストロ』メイキング© 2022 VENDÔME FILMS – ORANGE STUDIO – APOLLO FILMS 全 7 枚
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パリを舞台に、指揮者父子の物語を描くフランス映画『ふたりのマエストロ』よりメイキングカットが解禁された。

華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親子が、ある依頼間違いによってお互いと向き合っていく姿を描く本作。この度到着したのは、著名人も多く宿泊するラグジュアリーなホテル・プラザ・アテネ前やセーヌ川の美しい橋でフランソワが夢にまで見た依頼に思わず微笑むシーンなど、パリの街中で撮影されたモノクロ写真のメイキング。

ドニ(イヴァン・アタル)がスカラ座総裁に呼び出されたホテルは、パリでも高級ブランドが立ち並ぶラグジュアリーな通りに位置し、窓からエッフェル塔が見える客室が有名なホテル・プラザ・アテネ。伝統と格式を重んじる老舗ホテルで、グレース・ケリーやイヴ・サンローランなど数多くの著名人が宿泊したことでも有名なラグジュアリーホテル。特徴的な曲線を描くキャノピーを背にエントランス前を歩くドニは、依頼間違いという予想外の事実を知り険しい表情…。

一方、40年のキャリアを重ねて遂に夢にまで見たスカラ座の依頼を受けたフランソワ(ピエール・アルディティ)のメイキングカットも。セーヌ川にかかる歴史ある橋に身を任せ、パリの象徴的なエッフェル塔を背に遠くを見つめる姿は、これまでの人生をふり返っているよう。

そして、大迫力のフィナーレを飾るマエストロとオーケストラの熱い演奏シーンのメイキングも到着。コロナ禍で撮影を進め、ラストシーンにはオーケストラや観客を含む大規模な撮影となった。撮影監督のドゥニ・ルーダンを中心に6週間という短い期間で撮り終えた本作。監督は「(時間がないので)クレーンなど機械を使わず自分の肩だけで撮って欲しいと依頼した。この制約があったからこそ、シークエンスショットを使って自由に撮影できたし、ややドキュメンタリー風な仕上がりに満足している」とふり返った。

息子ドニ役のイヴァン・アタルとフランソワ役のピエール・アルディティが意見を交わす様子や、オーケストラを前に実際に指揮を振るイヴァン、ブリュノ・シッシュ監督との3ショットも解禁。監督は、クラシック音楽好きで自身の家族と重なる部分も多い本作が、いままでで最も個人的な映画になったとも語っており、感慨深げな様子が伝わってくる。

『ふたりのマエストロ』は8月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。



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《シネマカフェ編集部》

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