11月10日に公開となる『マーベルズ』のニア・ダコスタ監督が、上映時間に対するこだわりを「Digital Spy」に語った。同作の上映時間は105分で、MCU映画史上最も短い作品となる。これまでは共に112分の『インクレディブル・ハルク』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』が最短映画だった。
「本当に、2時間以内に収めたかったんです。映画製作ではいつでも上映時間のことを考えています。必要でなければ、長くする必要はないと思っているので。1時間45分というのは、映画としてかなり平均的です。だからみんなすごく喜んでいるんですよ」とダコスタ監督。
今作が「最短のMCU映画になるらしい」とは以前からうわさされており、9月末には「105分」という数字がAMCシアターのHPに掲載され(その後、一時的に削除)話題になった。これに関して、ダコスタ監督は「私はただ、映画にとって正しいことをすればいいと思っています。報道されるまで上映時間が話題になるなんて知りませんでした。とにかく、映画のために正しいことをしなければという思いです」と話した。
映画ファンは「マーベルの映画を2時間以内にまとめるのは挑戦的だ」「映画は2時間以内であってほしい。多くの映画はやたらと膨らませすぎる」「私は上映時間よりもテンポの良さを重視している」などのコメントをXに寄せている。