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『バービー』最多9ノミネート!組織を一新、第81回ゴールデン・グローブ賞候補発表

第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間12月11日発表。グレタ・ガーウィグ監督『バービー』が最多9部門、『オッペンハイマー』が8部門にノミネート

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『バービー』(C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
『バービー』(C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. 全 16 枚
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2024年の映画賞レースの幕開けとなる第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間12月11日、ライブストリーミングにて発表。グレタ・ガーウィグ監督『バービー』が最多9部門、続いてクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』が8部門にノミネートされた。

本賞を主催していたハリウッド外国記者協会(HFPA:Hollywood Foreign Press Association)が多様性の欠如や倫理的問題を「ロサンゼルス・タイムズ」に指摘され、俳優やクリエイター、映画会社などが一斉にボイコット。昨年はMCのコメディアン、ジェロッド・カーマイケルが壇上で、黒人メンバーの不在についてジョークを交えて指摘したことも記憶に新しい。

すっかり権威の落ちた感のあるゴールデン・グローブ賞だが、今回、組織が一新。ハリウッド外国記者協会は6月に解散し、賞に関する資産を買収した投資会社エルドリッジ・インダストリーズの子会社ディック・クラーク・プロダクションズが主催に。候補者と受賞者は75か国・300人のメンバーの投票によって選出され、候補作・候補者の顔ぶれは例年と比べると確かに印象が異なっている。

また、新たに2つの賞も新設。映画部門では世界的支持を獲得し、最も収益が高い/あるいは最も視聴された映画を選出し、テレビ部門では最優秀スタンドアップコメディを選出する。

これまでTV放映していたNBCの契約も終了となり、授賞式の模様は現地時間2024年1月7日、CBSで生中継、 Paramount+でストリーミング配信される予定。

主なノミネートは以下のとおり。

【映画部門】

作品賞(ドラマ部門)

『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『Past Lives』(原題)
『The Zone of Interest』(原題)
『Anatomy of a Fall』(原題)

『オッペンハイマー』

作品賞(ミュージカル・コメディ部門)

『バービー』
『哀れなるものたち』
『American Fiction』(原題)
『The Holdovers』(原題)
『May December』(原題)
『AIR/エア』

『バービー』

監督賞

ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
グレタ・ガーウィグ『バービー』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
セリーヌ・ソン『Past Lives』

脚本賞

『バービー』
『哀れなるものたち』
『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『Past Lives』
『Anatomy of a Fall』

『マエストロ:その音楽と愛と』

主演男優賞(ドラマ部門)

ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
コールマン・ドミンゴ『Rustin』(原題)
アンドリュー・スコット『異人たち』
バリー・コーガン『Saltburn』

『異人たち』

主演女優賞(ドラマ部門)

リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
サンドラ・ヒュラー『Anatomy of a Fall』
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
グレタ・リー『Past Lives』
ケイリー・スピーニー『プリシラ』

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)

ファンティジア・バリーノ『カラーパープル』
ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』
ナタリー・ポートマン『May December』
アルマ・ポウスティ『枯れ葉』
マーゴット・ロビー『バービー』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』

『カラーパープル』

主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)

ニコラス・ケイジ『Dream Scenario』(原題)
ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
マット・デイモン『AIR/エア』
ポール・ジアマッティ『The Holdovers』
ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』
ジェフリー・ライト『American Fiction』

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

助演女優賞

エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ジュリアン・ムーア『May December』
ロザムンド・パイク『Saltburn』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』

『ナイアド ~その決意は海を越える~』

助演男優賞

ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』
ロバート・デニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
チャールズ・メルトン『May December』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』

『哀れなるものたち』

アニメ映画賞

『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』
『すずめの戸締まり』
『ウィッシュ』

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

非英語映画賞

『Anatomy of a Fall』(フランス)
『枯れ葉』(フィンランド)
『Io Capitano』(イタリア)
『Past Lives』(アメリカ)
『雪山の絆』(スペイン)
『The Zone of Interest』(イギリス)

映画評価と興行成績(Cinematic and Box Office Achievement)

『バービー』
『オッペンハイマー』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』
『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』
『ティラー・スフィフト:THE ERAS TOUR』

テレビ部門

作品賞(ドラマ部門)

「1923」
「ザ・クラウン」
「ザ・ディプロマット」
「THE LAST OF US」
「ザ・モーニングショー」
「メディア王~華麗なる一族~」

主演女優賞(ドラマ部門)

ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」
エマ・ストーン「The Curse」
ヘレン・ミレン「1923」
イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」
ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」
サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」

主演男優賞(ドラマ部門)

ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」
ドミニク・ウエスト「ザ・クラウン」
ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」
ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」
キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」
ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」

作品賞(ミュージカル/コメディ部門)

「アボット・エレメンタリー」
「バリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」
「マーダーズ・オブ・ビルディング」
「テッド・ラッソ」

主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)

アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」
エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
ナターシャ・リオン「Poker Face」(原題)
クインタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
セレーナ・ゴメス「マーダーズ・オブ・ビルディング」

主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)

ビル・ヘイダー「バリー」
ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」
ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」
マーティン・ショート「マーダーズ・オブ・ビルディング」
スティーヴ・マーティン「マーダーズ・オブ・ビルディング」

作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)

「BEEF/ビーフ~逆上~」
「レッスン in ケミストリー」
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
「すべての見えない光」
「Fellow Travelers」(原題)
「ファーゴ」

主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)

アリ・ウォン「BEEF/ビーフ~逆上~」
ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」
エリザベス・オルセン「ラブ&デス」
ジュノー・テンプル「ファーゴ」
レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」
ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」

主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)

デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves」(原題)
ジョン・ハム「ファーゴ」
マット・ボマー「Fellow Travelers」
サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ~逆上~」
ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ / 米国政治の失墜を招いた男たち」


助演女優賞

アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」
クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」
エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」
ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ」
J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」
メリル・ストリープ「マーダーズ・オブ・ビルディング」

助演男優賞

アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」
アレキサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」
ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」
エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」
ジェームズ・マースデン「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」
マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」

スタンダップ・コメディ賞

「エイミー・シューマーのアナタは緊急連絡先!」
「クリス・ロックの勝手に激オコ」
「リッキー・ジャーヴェイスのこれじゃ世も末」
サラ・シルバーマン「Sarah Silverman:Someone You Love」
トレヴァー・ノア「Where Was I」
ワンダ・サイクス「私はエンタテイナー」

《シネマカフェ編集部》

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