中国ドラマ「武則天-The Empress-」のファン・ビンビンと、韓国ドラマ「梨泰院クラス」のイ・ジュヨンが共演した映画『緑の夜』から、謎めいた“緑の髪の女”を演じるイ・ジュヨンのメッセージ映像が解禁された。
2023年、第73回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映された本作。中国から韓国に渡り、抑圧された生活を送る主人公ジン・シャを「武則天-The Empress-」やハリウッド映画『355』のファン・ビンビン、危うくミステリアスな緑の髪の女を「梨泰院クラス」『ベイビー・ブローカー』のイ・ジュヨンが演じる。
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「こんにちは!私はイ・ジュヨンです」という日本語での元気な挨拶に始まり、日本で放送・公開された『なまず』『野球少女』「梨泰院クラス」『ベイビー・ブローカー』といった出演作を紹介。
確かな出演作選びに定評のある、「信じて観る」俳優イ・ジュヨンの最新作の1つでもある本作『緑の夜』について、自身で「真冬の韓国で一生懸命撮影した作品」と語り、演じる緑の髪の女については「韓国から中国へ麻薬を運ぶ、自由奔放な女性で、ファン・ビンビンさん演じるジン・シャとは正反対な魅力を持つキャラクターです」と解説。
「それぞれの素敵なケミストリーと、寒さを感じる今の季節にピッタリの作品」と太鼓判を押し、「この作品を劇場で必ず観てくださいね」と結んでいる。
ハン・シュアイ監督は「本人はとても繊細で内省的だが、演技になるとガラっと変わり、大胆な役柄を演じ切ってくれた」とそのカリスマを絶賛。食えない印象の序盤から、瞳に揺れが見え出すジン・シャとの逃避行、そして終盤のシーンの忘れ難さなど、俳優イ・ジュヨンの演技に魅了されることになりそうだ。
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『緑の夜』は1月19日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。