ザック・エフロン主演、A24最新作『アイアンクロー』より日本版予告とポスタービジュアル、場面写真が解禁された。
カルト教団による洗脳とトラウマを描いたデビュー作『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で絶賛を浴びた42歳のショーン・ダーキン監督による本作は、「呪われた一家」と呼ばれたプロレス一家の実話を映画化した衝撃作。
子どもの頃からプロレスに夢中で、フォン・エリック・ファミリーの悲劇に衝撃を受けた一人だったというダーキン監督は、長年取り憑かれていた驚きの実話を、家族の愛情と葛藤のドラマとして再構築。プロレスにまつわる栄光と挫折を掘り下げ、植え付けられた価値観からの解放という今日的なテーマに踏み込んだ、胸の奥深くに刺さる人間ドラマに仕上げた。
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昨年末にアメリカで公開されると、現在行われているアカデミー賞レースを傍目に、密かに快進撃を続けている。公開以降、口コミを中心に広がりを見せ、現在まで好成績をキープ。とりわけ、観客からの評判が高く、批評サイト「ロッテントマト」ではフレッシュ認定され、観客スコアは94%の支持(1月19日時点)、さらに出口調査「シネマスコア」は「A-」を記録し、この結果はA24タイトルのなかで歴代最高評価となった。
このたび解禁された日本版予告編は、ザック・エフロン演じる主人公ケビンの「子供の頃からずっと、“呪われた家族”と言われていた」というモノローグから始まる。元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受け、“史上最強の一家”になるため、トレーニングを行う兄弟たち。
ケビンは「家族と一緒にいたい。一緒なら何でも出来る」と家族との絆を口にするが、弟たちは「父さんの厳しさは異常だ」、「もう耐えられない」と静かに呟く。それに対して、父は「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」とプレッシャーをかけ続け、兄弟たちは重圧に押しつぶされていく。そして、悲惨な事故が起きてしまう…。
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衝撃的な物語以外にも、プロレスラー役を演じるために驚異的な肉体改造を行ったザック・エフロンの姿や、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアが指導を行った迫真のプロレスシーンなど見どころが満載。
また、予告編では1970年代を代表するヘヴィメタルバンド「ブルー・オイスター・カルト」の「(Don't Fear) The Reaper」とカナダのプログレッシブ・ロックバンド「ラッシュ」の「Tom Sawyer」が一部使用されている。さらに劇中の映画音楽は、これまで『不都合な理想の夫婦』やバンド名義で『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛けてきた、「アーケイドファイア」のリチャード・リード・パリーが担当した。
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併せて解禁されたポスタービジュアルは、栄光のチャンピオンベルトを掲げるケビンを中心に、アイアンクローのポーズを決めるデビッド(ハリス・ディキンソン)と物憂げな表情を浮かべるケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が横に並び、「人生をかけて闘え」というコピーが添えられている。プロレスに一生を捧げた兄弟たちの栄光と挫折を暗示させるデザイン。
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さらに、場面写真8点も追加で解禁。TVインタビューに応える兄弟や教会で祈りを捧げるフォン・エリック・ファミリーの姿をはじめ、ケビンとデートするパム(リリー・ジェームズ)、バイクにまたがるケリー、アイアンクローを披露するデビッド、音楽好きの末弟マイク(スタンリー・シモンズ)など、1970~80年代のアメリカで彼らが過ごした青春とプロレスの日々が切り取られている。
『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。