永野芽郁と佐藤健が主演する実写映画『はたらく細胞』に、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュが出演していることが分かった。
今回発表された4人が演じるのは、体内のキャラクターたち。
山本は、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ破壊する、強力な殺傷能力を持つ免疫細胞の主力部隊、「KILL」と書かれた帽子がトレードマークの体育会系武闘派細胞・キラーT細胞役。
「今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました」とコメント。
同じく武闘派で、ナチュラル＝N キラー＝Kの名前通り、生まれついての殺し屋、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ次第、単独で攻撃の先陣を切る一匹狼NK細胞役の仲は、劇中ではキレキレでクールなサーベルさばきを披露。
「ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、『私の中の細胞も頑張っているんだ！』と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました（笑）」とふり返っている。
常に優しい笑顔を絶やさない、幼い赤血球たちの育成係の顔をもちながら、細菌などの異物を捕らえて殺すなど、様々な顔を持つマクロファージは、佐藤とは「仮面ライダー電王」で共演している松本が演じる。
「マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました」と役の印象を明かし、「巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです」と呼びかけた。
そして、スピンオフ作品が作られるほど、原作でも人気の高い血小板は、血管が損傷したとき、大勢の仲間たちと共に力をあわせて傷口をふさいで止血してくれる。他の細胞よりもサイズが小さいそんな彼女たちのリーダー的役割を担う血小板には、モデルのマイカ・ピュを抜擢。
出演にあたり、「血小板役を演じる事ができてとても嬉しかったです」と喜んだ。劇中では、あらゆるところでその姿を見ることができる。
『はたらく細胞』は12月13日（金）より公開。
