マーベル・スタジオ劇場公開最新作で、マーベル映画史上初の個性豊かなヴィランたちが主役をつとめる注目作が邦題『サンダーボルツ*』となり、2025年GWに日本公開となることが決定。本作の特報映像とティザーポスターが解禁された。
世界中の観客を衝撃と興奮の渦に巻き込んだ超大作を数多く生み出し、今年日本でも20億円を超え、「デッドプール」シリーズ最大のヒットを記録し話題となった『デッドプール&ウルヴァリン』など、エンターテインメント史を塗り替え続けてきたマーベル・スタジオ。
これまでマーベル・スタジオでは、ヒーローとヴィランによる激しく、ドラマチックな戦いの数々を描き、世界中を魅了してきた。そこには、正義感に溢れ世界の人々のために戦うヒーローだけではなく、想像を絶するパワーや強い意志を胸にヒーローたちに抗う、魅力的な“ヴィラン”たちの存在が必要不可欠だった。
本作では、そんなかつてのヴィランたちの中でも、訳あり超クセ者6人のキャラクターが「サンダーボルツ*」というチームとしてまさかの集結を果たす。
今回解禁された映像では、かつてヴィランとしてヒーローと対立していたキャラクターが集結する様子が描かれている。過去の様々な事情から、それぞれが心に何かしらの悩みを抱える彼らは、まさに何をしでかすか分からない超クセ者だらけ。
『サンダーボルツ*』のメンバーには、ブラック・ウィドウ[ナターシャ・ロマノフ]の妹で、かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だったエレーナ(『ブラック・ウィドウ』「ホークアイ」)。
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ナターシャとエレーナの父で、キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していたロシアが生んだスーパーソルジャー、『ブラック・ウィドウ』のレッド・ガーディアン/アレクセイ。
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キャプテン・アメリカ[スティーブ・ロジャース]の幼なじみで、かつて悪の組織による洗脳・肉体改造が施され、暗殺者としてキャプテン・アメリカに立ちはだかったこともあるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ。
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陸軍での活躍を買われ2代目キャプテン・アメリカに任命されるも、世間からのプレッシャーに追い詰められ任務中に失態をおかし、その肩書と権限をはく奪された「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のUSエージェント/ジョン・ウォーカー。
驚異の身体能力とコピー能力を持ち、キャプテン・アメリカなどアベンジャーズたちの技も使いこなす暗殺者として、『ブラック・ウィドウ』でナターシャやアレクセイらに立ちはだかったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ。
幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物体をすり抜ける“幽霊”のような特殊な身体となってしまった『アントマン&ワスプ』のゴースト/エイヴァ。
彼らは出会い頭に戦闘が始めたかと思えば、そろって施設内に閉じ込められたり、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズはなぜか彼らが乗る車を爆破したりと、危機的状況のオンパレード。
彼らを集めたと思われる、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの姿も…。なぜ彼らを集結させたのか。
「世界にいるのは悪人か超悪人だけ―」と語られるように、彼らに待ち受けるものとは? そして、突如登場した“ボブ”とはいったい何者なのか。このアベンジャーズにも負けずとも劣らない、クセ者たちは今後いったいどんなチームとなっていくのか。
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併せて解禁されたティザーポスターには、集結した7人のキャラクターたちの姿が。互いに武器を突きつけ合う様子もあり、ひと筋縄ではいかない彼らの混沌とした関係性がうかがえるビジュアル。さらに、タイトルにつけられた「*」にも何か意味が隠されていそうだ。
本作の監督を務めるのは、A24製作の配信ドラマ「BEEF/ビーフ ~逆上~」や映画『ペーパータウン』を手掛けたジェイク・シュライアー。
キャストには、エレーナ役フローレンス・ピュー、レッド・ガーディアン/アレクセイ役デヴィッド・ハーバー、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役セバスチャン・スタン、USエージェント/ジョン・ウォーカー役ワイアット・ラッセル、タスクマスター/アントニア・ドレイコフ役オルガ・キュリレンコ、ゴースト/エイヴァ役ハナ・ジョン=カーメン、ヴァレンティーナ役ジュリア・ルイス=ドレイファスら豪華キャストが名を連ねる。
『サンダーボルツ*』は2025年ゴールデンウイーク、全国にて公開。
¥6,500
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