萩原利久と河合優実が出演する『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の新たな出演者が発表された。
監督・脚本を大九明子が手掛ける本作は、ジャルジャルの福徳秀介が2020年に発表した恋愛小説の映画化。冴えない大学生・小西徹(萩原利久)と、小西が恋に落ちる桜田花(河合優実)の物語を描く。

小西を演じる萩原利久とヒロイン桜田役の河合優実のほか、小西のバイト仲間・さっちゃん役に伊東蒼、小西の唯一の友人・山根役に黒崎煌代の出演が発表されていたが、この度新たに脇を固める出演者が明らかとなった。
主人公・小西と桜田がよく訪れるカフェのマスターを演じるのは、安齋肇。独特の存在感でふたりが距離を縮めていく様を見守っていく。
浅香航大はさっちゃん(伊東蒼)の父親を演じ、浅香がギターを演奏するシーンは本作の見どころのひとつとなっている。
小西とさっちゃんを優しく見守るお姉さん的存在である、夏歩を演じるのは松本穂香。さらに、小西とさっちゃんのバイト先である銭湯の店主・佐々木を古田新太が演じる。

マスター役/安齋肇コメント
人生最高の体験をありがとうございました。
四年ほど前、深夜番組から縁のなくなったクソジジイに
キラキラとしたこの作品のオファーをいただいた時は、
生意気にもお断りしようと当然思っていました。
門外漢の自分は“だいこん”だと、充分自覚していたからです。
あの日、粘るスタッフの説得に負けて、本当に良かった。
僕は試写室で泣きました。映画の熱量に泣きました。
そお、生きていたらいいこともあるんだね。生きていたら。
さっちゃんの父役/浅香航大コメント
福徳さんの原作を、見事に脚本に落とし込んだ大九監督の作品の一員になりたいと思いました。
言葉や表現の一つ一つがユニークで、観終わる頃には作品の世界に浸っていました。
自分は久々にギターに挑戦しました。
音楽も素敵なので是非劇場で、ご覧ください。
夏歩役/松本穂香コメント
ジャルジャルさんの1ファンとして、そして原作の小説のファンとしてとても嬉しいお話でした。前々から、実写化する際はぜひ参加させてください!どんな役でもお願いします~!と福徳さんとお話をさせていただいていたので、まさか本当にそれが叶うなんて、、、!と未だにフワフワと実感がありません。
原作に流れる温かい空気を、この映画でもきっと皆さまに感じてもらえると思います。ぜひお楽しみに!
佐々木役/古田新太コメント
人のいい風呂屋の親父をやらせていただいた古田です。
萩原とは初めてだったが、優実と蒼は2回目の共演だ。
前回の共演では2人とも死んでしまう設定だったけど今回はどうなんだろう。
素敵な青春劇になってますように。
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は2025年4月より全国にて公開。