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失ったはずの息子との対面…母親の複雑な心情捉える『アンデッド/愛しき者の不在』本編映像

ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説を映画化した『アンデッド/愛しき者の不在』より本編映像とメイキング画像が解禁された。

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『アンデッド/愛しき者の不在』© 2024 Einar Film, Film i Väst, Zentropa Sweden, Filmiki Athens, E.R.T. S.A.
『アンデッド/愛しき者の不在』© 2024 Einar Film, Film i Väst, Zentropa Sweden, Filmiki Athens, E.R.T. S.A. 全 4 枚
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ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説を映画化した『アンデッド/愛しき者の不在』より本編映像とメイキング画像が解禁された。

主演のレナーテ・レインスヴェが演じるのは、幼い息子を亡くし、生きる希望を見失った若きシングルマザーのアナ。彼女の父親が死んだはずの息子を家に連れ帰るという衝撃的な展開が描かれる。

この度解禁された本編映像では、そんな母と息子のエモーショナルな“初対面”のシーンが切り取られている。涙を流しながらも困惑を隠せない母親の、複雑な心情がうかがえるワンシーンとなっている。

この場面が映画の中で鍵となるシーンだと語るテア・ヴィスタンダル監督は、「ここで全てが起きる瞬間なんです。アナは息子を見て、息子だと認識して気持ちも動きますが、『これは自分の息子ではない、ただの肉体だ』と感じているんです。おじいちゃんに比べて彼女自身は蘇った息子に対して距離があるんですね」と語る。

そんな重要なシーンに挑むレナーテ・レインスヴェは、撮影前にひとつだけ監督にリクエストを出したそう。それは、撮影の時に初めて、蘇った息子と対面させてほしい、それを撮影しておいてほしいということ。

テア・ヴィスタンダル監督は当時をふり返り、「レナーテが最初に蘇った息子を見たときに、どんな演技、リアクションをするのかはわからなかったのですが、映画ではそのやり方で撮った最初のテイクを使っています。今回、内側で感情が動いているような抑えた演技をしてもらうのが演出の方向性だったので、内面でいろいろな感情がせめぎ合う様子を感じさせながらも、距離があるような素晴らしい演技をしてくれました」と、レナーテの演技を絶賛している。

『アンデッド/愛しき者の不在』は2025年1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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