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河合優実が主演女優賞、松村北斗が主演男優賞に「キネマ旬報ベスト・テン」発表

映画雑誌「キネマ旬報」による「2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン」が決定。主演女優賞を受賞した河合優実、主演男優賞を受賞した松村北斗からコメントが到着した。

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『ナミビアの砂漠』©2024「ナミビアの砂漠」製作委員会
『ナミビアの砂漠』©2024「ナミビアの砂漠」製作委員会 全 8 枚
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映画雑誌「キネマ旬報」による「2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン」が決定。主演女優賞を受賞した河合優実、主演男優賞を受賞した松村北斗からコメントが到着した。

映画雑誌「キネマ旬報」(毎月20日発売)を発行する株式会社キネマ旬報社が毎年発表している「キネマ旬報ベスト・テン」。

今回、日本映画第1位は『夜明けのすべて』、外国映画第1位『オッペンハイマー』、文化映画第1位は『正義の行方』。主演女優賞に『ナミビアの砂漠』『あんのこと』で話題を呼んだ河合優実、主演男優賞は『夜明けのすべて』の松村北斗に。

『あんのこと』©2023『あんのこと』製作委員会

主演賞が共に20代の俳優という結果は、2012年度の安藤サクラ(『かぞくのくに』)、森山未來(『苦役列車』)以来。

また、助演女優賞の『ぼくが生きてる、ふたつの世界』忍足亜希子は、ろう者俳優として初の受賞。

『ぼくが生きてる、ふたつの世界』 ©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会

助演男優賞に選ばれた池松壮亮は2014年度助演男優賞(『ぼくたちの家族』ほか)、2019年度主演男優賞(『宮本から君へ』)に続き3度目の選出となった。

『ぼくのお日さま』 (C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

コメント到着

主演女優賞 河合優実
本当にありがとうございます。今回選んでいただいた2本は自分にとってほかの何にも代えがたい映画なので、そのような作品で選んでいただきとても嬉しいです。「キネマ旬報」の表紙を主演女優賞というかたちで飾れることも、とても光栄に思っています。未来への糧としたいと思います。

主演男優賞 松村北斗
今回、「キネマ旬報」の主演男優賞という素敵な賞をいただき、この賞の歴史と、いままで受賞された方々のお名前を見ながら、とても光栄に思っております。映画を通して、自分がかつて覚えた感動を誰かに受け渡せているんだなと、何かもう一つの“居場所”を見つけられたような気持ちになりました。

2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン 受賞一覧

【作品賞】

■日本映画ベスト・テン第1位 『夜明けのすべて』

■外国映画ベスト・テン第1位 『オッペンハイマー』

■文化映画ベスト・テン第1位 『正義の行方』

【個人賞】

日本映画監督賞 三宅唱『夜明けのすべて』

日本映画脚本賞 野木亜紀子『ラストマイル』

外国映画監督賞 クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』

主演女優賞 河合優実『ナミビアの砂漠』『あんのこと』

主演男優賞 松村北斗『夜明けのすべて』

助演女優賞 忍足亜希子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

助演男優賞 池松壮亮 『ぼくのお日さま』『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』

新人女優賞 中西希亜良『ぼくのお日さま』

新人男優賞 越山敬達『ぼくのお日さま』

読者選出日本映画監督賞 三宅唱『夜明けのすべて』

読者選出外国映画監督賞 クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』

読者賞 斎藤環『映画のまなざし転移』

なお、ベスト・テンの2位以下の作品と各個人賞の詳細は、2月5日(水)に発売される「キネマ旬報2月号増刊2024年キネマ旬報ベスト・テン発表号」に掲載。

「第98回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」は2月20日(木)18時より渋谷 Bunkamuraオーチャードホールにて開催。その模様を、キネマ旬報社 公式YouTubeチャンネルにてライブ配信する。


《シネマカフェ編集部》

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