マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』がついに日米同時公開。“初代”キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスと劇中同様に“相棒”のような絆で結ばれていることを、“新”キャプテン・アメリカを演じるアンソニー・マッキーが明かした。
本作の主人公は、“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)から最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから“正義の象徴”である盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。
スティーブとサムの出会いは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)。ランニング中のサムを驚異的なスピードで何度も追い抜いていくスティーブの「左から失礼」の言葉をきっかけにすぐに打ち解けた。

その後、スティーブはサムの職場である退役軍人省に足を運び、かつて任務中に親友が落命し、それに対して何もできなかった無力感から軍を退役したサムの過去を知る。そしてサムはスティーブとの出会いを経て、人工の翼で空を舞うヒーロー“ファルコン”としての活動を開始。
以降はアベンジャーズの一員として活躍し、戦闘中もユーモアを忘れることなくジョークを言い合ったり、アベンジャーズ内部が衝突した際もスティーブと考えを共にしたりと、ピンチの際には必ず相棒として支え合ってきた。

そんな特別な絆で結ばれているスティーブとサム。アンソニー・マッキーは、「クリスとは普段もしょっちゅう話すけど、面白いことに僕たちは仕事の話をしたことがない」と明かす。
「2人で一緒にいる時にスティーブとサムみたいな感じになることはある。だけど、プライベートでは役のことは忘れて、ありのままの自分で振る舞っているだけなんだけどね。仕事のための練習というよりは、お互いが平常通りにいられているか話して確認しているのかもしれない」と、プライベートでの2人についても語った。
そして本作は、強固な信頼関係で結ばれたクリス・エヴァンスから“キャプテン・アメリカ”をアンソニー・マッキーが継承し、新たなキャプテン・アメリカとして活躍を魅せる。

アンソニー・マッキーは「サムのように、ファルコンからスタートして、キャプテン・アメリカにまで成長するような機会は、マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも本当に稀有なことだと思う。だから、自分の持てる力は最大限に発揮する」と、“戦友”から受け継いだ重みをしっかりと携え、意気込みを語っている。
劇中では、これまでのキャップのように盾を駆使した重厚感たっぷりの肉弾戦に加え、翼を広げ自由自在に空を駆ける空中アクションも豊富。翼×盾を巧みに操る、これまでに観たことがない圧倒的スケールのアクションに期待が高まっている。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は全国にて公開中。