ワン・イーボーが詩人を演じた短編映画『銀幕の友』のメイキング&インタビュー映像が解禁された。
本作は、中国最大規模のインディペンデント映画祭「西寧 FIRST青年映画祭」と「シャネル(CHANEL)」のコラボ企画「FIRST FRAME」から生まれた作品。1990年のアジア競技大会閉幕後の映画撮影所を舞台に、若い男女の出会いと別れを描く。外国映画の上映会でお互いを意識する出会ったばかりの若い男女をワン・イーボーとジョウ・シュンが演じている。
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この度解禁となったメイキング映像で、チャン・ダーレイ監督は「映画を見るとき一番大切なのは、その瞬間の体験を他の誰かと共有しているという感覚です。今回、FIRST FRAMEの短編企画に挑むにあたり、観客を90年代に連れ戻したいと考えました。映画を見ることが共同体験だった時代です。映画1本分の時間をともにすることで、仲間意識を育むことができていました」と、本作でも重要な役割を担う映画体験についてコメント。
また、2022年にFIRST FRAMEの審査員を務めたワン・イーボーは、この企画を通じて「もっと多くの才能ある映画製作者が脚光を浴びることを願っています」と話す。
ジョウ・シュンも「CHANELは世界中の女性映画監督や若手映画監督の支援も行っています。FIRST FRAMEはCHANELとのコラボ。この献身的な姿勢を継続し、より多くの映画監督が、誠実で勇敢な表現を自由にできるようになることを願っています」と、大きな可能性を持つ企画への感謝と期待を語った。
ジョウ・シュンが「たくさんの美しい思い出がよみがえってくるような気がする」と話す本作。ノスタルジックな世界観と優しいまなざしで描かれる物語に期待が高まる。
『銀幕の友』は2月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。